出版社内容情報
貧しい粉屋の三男に残された財産はねこ一匹。嘆く三男をはげまし、ねこはたくみに三男を「カラバ公爵」に仕立て上げます…。
著者等紹介
いとうみく[イトウミク]
神奈川県生まれ。現代の子どもたちが生き生きと輝く児童文学作品を積極的に発表している。「季節風」同人。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞受賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞受賞
竹内通雅[タケウチツウガ]
長野県生まれ。迫力のある絵とすこしとぼけた味わいの絵本は、子どもたちに大人気。絵本作品多数
西本鶏介[ニシモトケイスケ]
奈良県生まれ。昭和女子大学名誉教授。児童文学や児童文化に対する評論、作家・作品論、民話の研究、創作など幅広く活躍。絵本や民話の再話も多い。また坪田譲治文学賞などの選考委員もつとめる。著書は各ジャンルにわたって600冊を超える。著書に「西本鶏介児童文学論コレクション(全3巻)」(第36回巌谷小波文芸賞特別賞受賞/ポプラ社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@猫と共に生きる
57
あれ?こんなお話だっけ?何という賢い猫ちゃんだ!!!でもめでたしめでたしのお話です😻😸😻😸2023/10/28
猿田彦
2
フランスのペローの童話。5歳の孫は以前ほかの同本で読んだカラバ侯爵と言う言葉を覚えていて、同じお話だと気が付きました。私は読んだ記憶があるもののうろ覚えでした。5歳の孫にとってこの賢い猫に親近感を持ったようです。勇気があって賢くて、ご主人様にこれほどまでに尽くすこの猫はヒーローですよね。2022/07/05
読書国の仮住まい
2
長靴をはいた猫、は当然タイトルは知っているが内容まではおぼろげ。 粉挽きの男が亡くなり、その3人の息子に粉挽き場とロバと猫が残される。 末っ子は猫が割り当てられる。 猫は袋と長靴を作ってくれと頼む。 まずウサギを捕まえ王様に献上。 次々と獲物を届ける。 末っ子を王子に仕立て上げ、牧場や麦を王子のものと思い込ませる。 人喰い鬼の城を乗っ取り王女と結婚させる。 偉くなった猫はネズミを追いかけるのは遊びだけとなった。 人喰い鬼の仲間の食事を振る舞っているが、何故来なかったのか? 長靴は何故作らせたのだろうか?2021/03/30
こまさん
2
たくましく生きるための最大の武器は知恵をもつこと(╹◡╹)このシリーズにはあとがきがあって、なるほどと思ってしまう。2018/11/06
する
0
猫のしたたかさがすごいが、後半は強引な性格だった☆3.02019/06/23