出版社内容情報
前足にとげがささってしまった、犬のウィンストン。自分ばかりいやな目に合うって落ちこんでいるけど、本当にそう?
内容説明
「もうさいあく」「はぁついてない」「いつだってぼくばっかり」まえあしにとげがささってしまった、いぬのウィンストン。じぶんばっかりいやなめにあうっておちこんでいるけど、ほんとにそう?
著者等紹介
エドワーズ,パメラ・ダンカン[エドワーズ,パメラダンカン] [Edwards,Pamela Duncan]
イギリス生まれ。学校図書館員の仕事につく。その後、作家となり30作以上の作品を執筆
デイヴィス,ベンジー[デイヴィス,ベンジー] [Davies,Benji]
イギリス生まれ。大学でアニメーションを学び、卒業後CMのアニメーション監督等をつとめた後、絵本作家となる
久保陽子[クボヨウコ]
鹿児島県生まれ。東京大学文学部英文科卒。出版社で児童書編集者として勤務した後、翻訳者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
22
自分の不運を嘆く犬のウィントン。今日も前足にトゲがささってしまい、病院に向かうのですが、友達に声を掛けられ自分の不運を話します。ところが友達のほうが不運だし、ウィントンは全く気付かない。病院についても気づかないって(笑) 【SDGs3 すべての人に健康と福祉を(病気・怪我・医療)】2021/04/07
Cinejazz
12
〝犬のウィンストンは、前足がチクッしたのが気になりました。よーく見てみると棘が刺さっていました。 「はあ、ついてない。いつだって、ぼくばかり嫌な目にあうんだ」・・・。散歩仲間の飼い犬たちが、声をかけてくれますが、自分ばかり嫌な目目に合うって、落ちこんでしまって、危険な目にあっている仲間のことが、一向に目に入りません…〟 小さなことでクヨクヨして悩んでしまい、大局が見えない人たちへの、ユーモアあふれる翻訳絵本。2024/11/16
ちょこちょこ
10
5歳8ヶ月の息子に読み聞かせ。ぼくよりかわいそうな子がいっぱい。運や不幸はきっとみんな同じくらいやってくる。だから自分が一番かわいそうなわけじゃない!2019/10/11
こまさん
7
すごーく面白い絵本です( ◠‿◠ )まえあしにトゲがささってしまったウィンストンとその仲間たち!絵もしっかり見ると更に可笑しい。2020/11/08
らんどるる
6
図書館で見つけて。新しく入った本。犬のウインストンは自分が一番不幸だと思っているが、声を掛けてきた友だちの方がヒドイことになっている。絵を見て楽しむ感じかな。友だちに起こることだけでなく、ねずみたちの様子や背景もよく見たい。(4分15)2018/12/01