出版社内容情報
昔話をまねしてお地蔵さんに笠を作ったつんつく園のみんな。ところが、お礼にきたお地蔵さんはつんつく園を素通りしてしまい…。
内容説明
追うつんつくせんせい、逃げるお地蔵さん、行き着く先はいったいどこ!?今度のお話は「かさじぞう」。4才ごろから。
著者等紹介
たかどのほうこ[タカドノホウコ]
函館市生まれ。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)、『いたずらおばあさん』で第18回路傍の石幼少年文学賞、『わたしたちの帽子』で第36回赤い鳥文学賞・第55回小学館児童出版文化賞、『おともださにナリマ小』で第53回産経児童出版文化賞・第1回JBBY賞を受賞。『つんつくせんせいといたずらぶんぶん』(以上、フレーベル賞)で第4回ようちえん絵本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
31
南の隣市で。他の本を探していて、偶然に。つんつくシリーズ、最新刊。読みたかったのだ! 袖の作者の言葉「歌うような調子で『おじぞうさーーん、待って~!』といいながら、わたしはこの本を描きました」作画風景を想像するだけで楽しくなってくる。昔話『かさじぞう』をモチーフにしたお話なので、知らないお子さんには、そちらを読んであげてからの方が楽しめる。でも、本家からはかなりぶっ飛んでいるけれど(笑) おじぞうさんの会話が手書きで、ちょこっと書いてあった。「よいおもいつき!」「おもちつき!?」こんな遊び心にクスッ♪2015/11/10
chiaki
30
長女は『かさじぞう』を知っているので、このパロディーに大爆笑でした。特に「まってーおじぞーさーん」と必死に追い掛けるシーン。遂には飛んだつんつくせんせいに驚くやら可笑しいやら!最後もほっこりしてていいなぁ♪毎回先生らしからぬ子どもみたいなつんつくせんせいに我が家の姉妹は大ファンです。2019/12/14
しぃ
29
つんつくせんせい、今回はかさじぞうとコラボレーション。いやー、相変わらずなつんつくせんせい。全然尊敬出来ない(笑)ちょっとダメな大人だなあと見てしまいますが、子ども達は今回も巻き込まれつつ全力で純粋です。ストーリーもぶっ飛んでる。娘は一応かさじぞうのストーリーも覚えてたようだけど、かさじぞうを読んでから読むとなお良かったな。2016/03/01
どあら
24
図書館で借りて読了。お地蔵さまも間違うことあるんだなぁ〜(^^)2020/06/11
たまきら
24
動物の悪口を言ったり、恩返しめあてでお地蔵さんをいたわったりするつんつくせんせいとはどうも波長が合わない自分ですが、オタマさんは大好きでげらげらわらっています。さいごがほっこり。2016/07/25