出版社内容情報
犬のセッセは猿のヨッコラへ、プレゼントを贈ろうと考えます。だれに贈るのかは内緒で、ヨッコラに相談すると…?
内容説明
いぬのセッセは、さるのヨッコラへプレゼントをおくろうとかんがえます。だれにおくるのかはないしょで、ヨッコラにそうだんすると…?4才ごろから。
著者等紹介
高畠那生[タカバタケナオ]
『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で第19回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶち
96
イヌのセッセとサルのヨッコラ。性格は異なる2人ですが、仲良く暮らしています。セッセはヨッコラに秘密でプレゼントをあげようと考えました。最後のページでハッとさせられました。なんて私は凝り固まっていたんだろう。イヌのセッセと同じ目線でしか考えていませんでした。大好きで大事な人のためを想って贈るプレゼントってなんて素敵なんでしょう。友達がいてくれるだけで、心がなんとも温かく、幸せを感じます。黄身がつぶれた玉子焼きを見る度に、この絵本のこと、大事な友達への想いのこと...いろいろと思い出しそうです。2021/08/09
yumiha
41
犬のセッセの回りくどいプレゼント作戦を、猿のヨッコラが見事に外すところ、意外性があって面白かった。いわゆる友情感動物語じゃないところが気に入った。くずれた目玉焼きがポイントだったとは、なかなかの目のつけどころ。2021/12/10
小夜風
30
【図書館】「セッセとヨッコラ」やっぱり新刊が出ましたね♪頁を捲ると真っ先に飛び込んできたセッセの台詞に、えぇ?セッセってこんな子だった?ってビックリしちゃいました(笑)。ヨッコラの無邪気さにイラつくセッセの気持ちも判るけど、そこはセッセが大人にならないとね(笑)。ちょっとハラハラしましたが、ヨッコラに救われました。2015/10/26
anne@灯れ松明の火
25
新刊棚で。シリーズ2。超マイペースなヨッコラの言動に、真面目なセッセもだんだんイライラ。表情の変化が見事で、その後の思いつきにも説得力がある。私がセッセでも、同じような気持ちになると思う。ところが、最後のオチはさらにお見事! セッセがちょっとかわいそうになるが、ヨッコラ、やるね! 名前の通り、対照的なふたり。いつまでも仲良しでいてね! そうそう、講演会で聞いた”赤い人”、今回もやっぱりいたよ♪2015/10/26
深青
21
続編キターー!何だかんだ言いつつ仲の良い二人。微笑ましいけど、言い続けられてイラッとくるセッセの気持ちもよくわかるなぁ。あの場面の4枚目のセッセの顔…!面白かった(本人には言えませんが…(笑))最後はヨッコラの方が1枚上手だったというか、その手紙泣かせるじゃないか!と思ってしまいました。楽しかった!2015/11/12