出版社内容情報
江戸時代のさびれた芝居小屋の一座。役者がどんどんやめて誰もいなくなった座長の前に、子どもの妖怪が!巻末には妖怪のリスト付。
内容説明
江戸のさびれたみせものごや。やくしゃがどんどんやめていきさいごにはざちょうがひとりぼっち。すると、こどもがあらわれてげいをさせてほしいというのですが、そのこどもは…?!江戸のまちなみとたくさんの妖怪がたのしめます。さいごには、でてくる妖怪のしょうかいつき!
著者等紹介
青山邦彦[アオヤマクニヒコ]
1965年、東京都に生まれる。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院修士課程修了後、建築設計事務所入社。その後独立し、絵本を描きはじめる。第17回講談社絵本新人賞入選。2002年ボローニャ国際絵本原画展ノンフィクション部門入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鱒子
56
図書館本。これはおもしろい!大胆な構図と綿密に配置された建築物。リアルでユーモラスな妖怪たちの姿が楽しい 素敵な絵本です。2018/09/26
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
28
建築設計のお仕事をされていたという青山さんの絵の構図はやはり独特で好き!見世物小屋の建物やからくりがどうなっているのか、今回も興味深く眺めました。ろくろっくびむすめ のからくり、肩が凝りそう(笑) 江戸時代のお話だけに御触書やお奉行といった言葉もでてきたけど、息子 なんとはなく理解しているみたいで驚いた。 だんだんと視点が上に上がって盛り上がっていく場面が良かったなぁ~!親子で楽しく読みました。 7歳2022/07/27
る*る*る
28
先に読んだ『一鬼夜行』で、私、妖怪たちに気に入られた?他の図書館新刊棚で出会う♪ 妖怪たちが見世物小屋から飛び出し、民家の彼方此方から出てくるページが楽しい♬もっと登場させて〜!これぞ、百鬼昼行‼︎ この原画は見応えありでしょう♡ 見たい✴︎2015/09/11
杏子
21
また妖怪もの。図書館の季節のコーナーで見つけた(なぜ季節?)。絵がとても細かくて、探し絵のように楽しめそう。子どもたちにも見せたいな♪またいつか!2015/12/19
たまきら
20
オタマさんに大ヒットでした。江戸時代という雰囲気には、本当に妖怪がいたんじゃないかな、と思えるものがありますよね~。オタマは相変わらずのっぺらぼうが一番こわいらしい。2016/08/07