内容説明
小学生の兄妹が、妹の飛び級をきっかけにけんかをし、レモネードの売り上げで勝敗をつけようと『レモネード戦争』をはじめてしまいます!―ちょっとした経済問題も学べる、心の成長と家族の愛情をえがいた物語。
著者等紹介
デイヴィーズ,ジャクリーヌ[デイヴィーズ,ジャクリーヌ] [Davies,Jacqueline]
児童文学作家。アメリカのオハイオ州に生まれ、現在はマサチューセッツ州に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わゆ
13
妹が飛び級で同じクラスになることをきっかけに起こった5日間のレモネード販売競争。意地になっちゃうお兄ちゃんの気持ちも分かるなぁ。レモネードの売り方も決着の仕方もアメリカーンって感じ(薄っぺらいアメリカ感(^▽^;))2016/05/22
しろのあ
4
妹の飛び級でバカがばれるとイライラする兄と、なぜ急に大好きだった兄が自分を嫌うのか理解できない妹が感情をこじらせてレモネード販売勝負!商売を通して経済を理解できる児童書というところがウリなのですが、学習系の感じではなく登場人物の感情なども自然に描かれていて良かった。特に中盤あたりのお互いにどちらが勝っているのだろうと疑心暗鬼になったり、相手を出し抜こうとしたりするくだりが面白かったです。2017/01/23
サラサラココ
2
小1、一気読みだったけど、ふだんより少し時間がかかっていた。経済のうんちくが少し書いてある。「妹が飛び級して同じクラスになるからエヴァンは嫌だったんじゃない?」と言ったら、(仮にそういう状況になっても自分は)「いいよー。帰りの時間が同じになって、ぺちゃくちゃじゃべりながら帰ってくるから。」確かに、学年違うと帰りの時間違うね。2020/02/29
omasa
1
子どもたちのおすすめで読んだ。アメリカの子どもたちの生活には驚かされる。自分たちでお金を稼ぐのに抵抗がない。何かやりたいことがあると、その目的のためにお金を稼ぐ方法を考えて、目標額まで頑張る。昔「がんばれヘンリーくん」を読んだ時に思ったことだ。この本の主人公の兄妹もそう、レモネードを売ってお金を稼ぐ。素を水で溶かして。レモネードってアメリカではメジャーな飲み物なのね。「レモンをお金に変える法」という経済入門の児童書があるけど、それもレモネードを売ることで経済の説明をする。レモネードあるあるなのか?2022/10/26
たしゆれあ
0
妹のジェシーは2年生。優秀なので四年生に飛び級することになった。お兄ちゃんのエヴァンは四年生。同じクラスになって、自分ができないことがバレてしまうと思い、妹にとてもイライラしている。 二人は喧嘩になり、レモネードスタンドで売り上げが多かったほうが勝ちという勝負を始める。 エヴァンは勉強が苦手で、ジェシーは人の気持ちがよくわからない。そういう二人が友達にも嫌なことを言われたりしながら学ぶ2025/03/03
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