内容説明
オフリーどおりでじけんはっせい!みんなのたいせつなものがつぎつぎになくなっていく…。じけんをかいけつしようとたちあがったのがちいさなしろいネズミ、ハーメリン。まちのみんなのためにたんていのしごとをはじめたよ。ハーメリンは、じけんをかいけつすることができるかな?
著者等紹介
グレイ,ミニ[グレイ,ミニ] [Grey,Mini]
イギリスの絵本作家。大学で絵を勉強した後、舞台美術の仕事、小学校の教師をへて、絵本作家となる。“Biscuit Bear”でネスレ子どもの本賞、『カッチョマンがやってきた!』(徳間書店)でボストングローブ・ホーンブック賞、“The Adventures of the Dish and the Spoon”でケイト・グリーナウェイ賞、ネスレ子どもの本賞を受賞など受賞歴多数
灰島かり[ハイジマカリ]
子どもの本の作家、翻訳家、研究者。イギリスのローハンプトン大学院で児童文学を学び、現在、白百合女子大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
34
表紙が出ないのが残念です!タイプライターの上で、「どんなじけんもかいけつします!」って旗を誇らしげに持ったハーメリン、ぜひ見てほしかったです。オフリー通りの33ばんち(屋根裏)在住。住人達のさがしものを、あっ!という間に見つけます。そして、すごーい能力でね、みんなにありかを報告するのです!けれど、ついに有名人になってしまい・・・。私の大好きな明るいハッピーエンドです。ちょっぴり忙しいお話だけど、とびっきり愉快な人達+ハーメリンが、オフリー通りで、みなさんを待ってます。2014/12/21
小夜風
28
【図書館】オフリー通りでみんなの大切なものが次々となくなる事件発生!小さな白いネズミハーメリンは、町のみんなのために探偵の仕事を始めます。一番最初の頁でいろんなことが進行していて、後の事件で「ああ、あれがああなってこうなったのね」って推理出来るのが凄く楽しかった♪ハーメリンがネズミが人間にとってどんな存在か知ってしまった時の悲しみが胸に迫ります。この絵本、続編が出てほしいなぁ♪凄く楽しかったです♪2015/03/19
杏子
27
第60回西日本読書感想画指定図書低学年向け。これは絵で細かいところを見て楽しむ絵本のようなので、読み聞かせには向かないかもしれませんが、たんていネズミのハーメリンが事件を解決するヒントを絵で確認できるのでとても楽しい絵本だと思います。掲示板に張り出されたメッセージとか、新聞記事とか細かく読む楽しさもあるので、一人読みに最適でしょう。ハーメリンの正体がわかりそうになった場面は悲しかったけれど、いい相棒が現れてくれてよかった。続編があってもいいですね。大型絵本で子どもたちが運ぶのは大変そうだけど人気出そう!2016/06/04
いろ
23
図書館で息子が読んでる本をふと見ると「あ!ずっと読んでみたかったのに予約多くて読めなかった絵本!」興奮し思わず口走ると,息子「はい。借りていいよ。面白いよ。」読むのをやめ手渡してくれた^^ 子供大好き探偵ものが鼠主人公の絵本に♪ 書込みやヒントになる絵が盛り沢山,そういうのを楽しみながら読むと15-20分。次々解決してくれるのがまさか鼠って思わないから仕方ないけど,ギャー!って嫌われ者扱いはツラかったね。泣きたいのを我慢して眠る姿にもらい泣き。エミリーの存在に救われた。猫誘拐とか,続編期待しちゃうラスト。2017/03/24
深青
21
町で起きた事件を賢いネズミのハーメリンがスマートに解決!赤ちゃんのピンチだって、救っちゃう。読んで楽しいし、見ても楽しい!今後の二人(正確には一人と一匹ですね(笑))の活躍が楽しみです(*´∀`)♪最強コンビかもしれないよ!2015/04/10