みのりのえほん
ひとつぶのもりのたね

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 25X26cm
  • 商品コード 9784577040416
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

内容説明

雨がほとんどふらない夏がおわり、森はいつもとようすがちがいました。だれかによばれてリスがむかったさきは…。山里の自然をたっぷりとえがいた絵本です。おはなしを楽しみながら、動物や植物について「どんなものを食べるのか」「どんなことが得意なのか」「どんなふうに育つのか」などを知ることができるようになっています。登場する動植物はすべて日本(おもに本州)でみられるものばかりです。巻末に楽しい解説つき。4才ごろから。

著者等紹介

千世繭子[チセマユコ]
福島生まれ。民話や民俗の研究をライフワークとして現在、会津の雄国山麓に在住。日本民俗学会、日本民話の会会員。おもな作品に『百年前の報道カメラマン』(第37回産経児童出版文化賞受賞)など。“「bio(命)とdoma(土間)」の時間”“自然によりそう暮らし”をテーマに親子で農業体験ができる森姫農園主宰

高野紀子[タカノノリコ]
東京生まれ。カラーインクと色鉛筆で動物たちのすがたをゆたかに表現した絵本を中心に活躍。都内で絵画教室「小さな水彩塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

p.ntsk

44
みのりえほん4。ある日リスは自分を呼ぶ声に導かれ森の奥の大きな木「うたうたいのおばあさん」のもとに辿り着きます。そしてうたうたいのおばあさんは自分が生まれた森と山火事の話をします。大きな嵐が襲った翌日おばあさんの木は倒れてしまいました。リスはもう一度生まれた森の景色が見たいと言ったおばあさんの願いを叶えるため最後に残ったドングリの実をもって旅にでます。そして辿り着いた土地にドングリを埋めると、やがて春になりその実は芽をだします。自然の営みが可愛らしい動物たちの物語で描かれている絵本です。2015/08/04

たーちゃん

26
絵がとても綺麗でした。どんぐりを守って生まれた場所に戻そうとするリスさんやウサギさん、そしてそのリスさんを助けてくれる森の動物たち。息子は長い話でしたが、真剣に最後まで聞いていました。2021/07/20

Kikuyo

16
絵が丁寧できれい。 いろいろな動物に助けられながらリスは旅に。 リスがムササビの背中にのるというのが何だか可愛らしい。森をファンタジーとして描くのではなく、実際に森のことを知っている人が描く自然界の深いお話。リスやドングリがますます好きになる。2018/11/20

円舞曲

16
優しいお話と絵でほっこりします。初めてなので、他のシリーズも読んでみたい。2015/11/02

紅花

12
命の営み、命のつながり、命の息吹を幼児にも分かりやすく伝えてくれる。小学校低学年ぐらいまで。2015/12/04

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