内容説明
つぎつぎと現れるヘンなたまごたち。とりとめもなく続くかと思えば、一気にあつまり、ひとつの世界を奏でだす…斉藤洋と高畠那生、発想の天才2人が生み落とした、めくるめくナンセンス交響曲。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京都に生まれる。『ルドルフとイッパイアッテナ』(講談社)で講談社児童文学新人賞、1991年に路傍の石幼少年文学賞受賞。児童文学作品多数
高畠那生[タカバタケナオ]
1978年、岐阜県に生まれる。絵本作品多数。読み物の挿絵や雑誌のイラストレーションも多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
忠犬じろレポ
65
途中からたまごじゃないよ。(^^; 何かが生まれ組み合わされて世界ができるわけですね。(^-^) いろんな事をすぐに感じ取れる絵本っていいですよね。(^-^)2013/06/09
keroppi
60
図書館にて。いろんな生物の卵の絵本かと思って読んでいたら、どんどん想像力は広がっていく。カエルの卵かと思ったら、なるほど! 私の場合、卵を見ると、モスラを思い出してしまう。2019/05/25
yomineko@ヴィタリにゃん
54
あれ?たまごかと思ったら、、、🥚たまごなんだけど(笑)哺乳類もたまごから生まれたらどうなるかな???2025/02/24
Kawai Hideki
47
これは唸る面白さ。「だれのたまご?」に対する答えでまともなのは最初のページだけ。後は甕から亀が生まれたり、カエルの卵から風船が生まれたり、哺乳類の卵がそれっぽく出てきたり、同じシルエットの卵から全然違うものが生まれたりと、人を食ったような絵本。そのうち、音楽家の卵らしきものが出てきて、あーなるほどそんな卵もあるよねと思ったところに、冒頭にも出てきたカエルの卵の絵で「なんのたまご?」その答えは…ヤラレタ!2014/04/13
masa@レビューお休み中
44
んっ?ん〜っ!?真面目に考えてしまうと、それはおかしいと突っ込みを入れたくなるが、そこを何食わぬ顔で流すことができる紳士淑女である。(笑)もう何を言いたいかわからなくなってきたが、いろんなものがたまごから生まれる。あり得ないものも生まれちゃう。そして、だんだんたまごかどうかすら関係なくなってしまう。これは何食わぬ顔をして純粋に楽しむに限る。きっとそうだ。絶対そうなのだ。(笑)2012/07/18
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