内容説明
ぼくがたいこをもってのはらにいくとたぬきにであった。たぬきはぼくそっくりにばけてついてきた。しばらくいくとまたたぬきがでてきて、やっぱりぼくそっくりにばけた。―1975年「フレーベルのえほん」として初出。4色で描き分けられた絵柄も鮮やかな絵本、ファン待望の復刊。4才ごろから。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
62
人気絵本の復刻版📙男の子が太鼓を叩きつつ歩いているとタヌキに出会う。タヌキは男の子そっくりに化け、但ししっぽ付だが、2人で太鼓叩いて歩くとまたタヌキの繰り返しで森に着くとタヌキがいっぱい(笑)みんなでドンドコ叩いていると森の赤ちゃん達が起きちゃった!さて、どうするのかな?とっても素敵で可愛いお話ですよ~いっぱいのタヌキ、そして動物たちが可愛いです😊2023/11/24
anne@灯れ松明の火
28
オレンジ、黄緑、茶、青の4色、色数を抑えた絵がいい。おはなしも楽しい。繰り返しの後の展開が意外だった。「ぼく」ナイスアイデアだったね!2015/11/07
けんちゃん
23
本屋さんで。1975年初出の復刊本。さとうわきこさんって、そんなに前から本を出されていたんですね。変身たぬきたち、かわいいです。ナムクシャ・ドローンって、いうのがいいです。ほっこり優しいお話です。2013/01/13
anne@灯れ松明の火
17
さとうわきこさん追悼コーナーで。登録したら、既読だったが、すっかり忘れていて、楽しんだ。4色に抑えた色がオシャレな印象。お話は、のんびり、ほんわか、楽しい。タイトル通り、たぬきがいっぱい出てきて、「ぼく」に化け、みんなで太鼓を叩いていると、森中の赤ちゃんが起きてしまって……。優しく、穏やかなオチに、ホッとする。さとうさん、沢山の素敵な絵本をありがとうございました。2024/05/04
遠い日
11
復刊絵本。初版は1975年。よーく見るとさとうわきこさんの味わいの絵なのだけれど、一見、別のかたの絵のように思えます。ちょっとクラシックな感じ。色使いのせいかも。 ストーリーは単純ですが、安心して読める、楽しい本。 2012/03/28