内容説明
おれはサメ。いばるのって、けっこうきもちいい。でも、イルカみたいなにんきものも、いいよな。どうすればにんきものになれるんだ?4才ごろから。
著者等紹介
片平直樹[カタヒラナオキ]
児童文学作家。東京都生まれ
山口マオ[ヤマグチマオ]
児童文学作家。千葉県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫 綺
94
サメ肌でおろしたわさび、ご相伴にあずかりたい♪2015/01/24
立花孝志大嫌いおじさん・寺
83
滑稽版『泣いたあかおに』と言うべきか。【以下ネタバレ】海で威張り散らしている鮫くん。しかし浜辺でキャーキャー言われているイルカくんを見てジェラシー。「俺の方がかわいいのに」とばかりに出没すると大パニック(笑)。夜中、月に相談すると「歩いたら人気者になれる」とのアドバイス。足を生やしてその通り実行するとさらなる大パニック(笑)。月の代わりに太陽を睨むと、太陽が目を逸らす。そんな鮫くんに声をかけたのは寿司屋さん。彼のアイデアで鮫くんは微妙なる人気者に…という絵本。潔い題名とヘタウマ風な絵がまた良い。2015/07/17
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
72
もって生まれた特性を変えるのはちょっとやそっとの努力じゃ難しいですよね。海の生き物に怖れられているサメ。いばってる自分が気に入っているけど、イルカのような人気者にもなってみたいと願います。最初は安直に考えていたけど、やっぱりそんなに甘くはありません。ますます怖がられるようになって凹むサメ。ところがサメの前に一人の男が現れて「お前を人気者にしてやろう」と告げました……。サメの表情に愛嬌があります。2015/05/03
けんとまん1007
33
おっと、そうきたかあ~。確かに、人気者になりたいと思うのかもな。でも、最後はやっぱり、素の自分であるのが一番。2011/09/21
どあら
28
図書館で借りて再読。サメの怖いイメージは中々払拭出来ないんだよね〜🦈2022/01/20