内容説明
おとうさんがつくったカレーライスをたべていたとき―カランとなったコップを見るとなんとペンギンがおよいでいる!しかもカレーをたべたいといい出して…。小学校低学年から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんちゃん
22
食卓のコップの水と氷を泳ぎ回るペンギン、つかの間の出会いと交流?だったけど、誰にも言わないぼくだけのひみつ。あっさりのお別れにはちょっと胸が痛くなりました。リョオの家族大好きぶりが、とてもいいです。この両親ならきっとペンギンのことを話しても笑わずに聞いてくれそうだなぁ。すてきなお話です。2013/03/01
ヒラP@ehon.gohon
18
氷がとけるにしたがって小さくなってしまうペンギン。その氷が溶けたら? なぜかペンギンとカレーライスの組合せがすごい。2023/07/05
ひよこまめ
17
お父さんの作ったカレーを食べていたら、コップの中の氷がとけてカランとなった。コップの中にいたのは小さなペンギン。リョオ少年がペンギンを発見した部分から話に引き込まれました。何故コップの中にペンギンが?しかもすごく小さい。その答えはペンギンの口から語られますが、その内容は私にとって妙に悲しいものでした。生きていたら私もこんな不思議なことに遭遇するかも知れない。いや、体験しているけど忘れているだけかも。そんな気持ちが湧き上がってぞくりとしました。2015/03/01
ゆ
14
カレーライスを食べようとしたら、水の入ったコップに浮かぶものが。それは、なんと小さなペンギンだった!という設定。魚屋さんから氷と共に小さくなったとか。そんなペンギンは、カレーライスが好きで… わが家の小学生向けに借りたものの、幼児の方が気に入った。面白い設定。2021/04/21
おはなし会 芽ぶっく
8
リョウ(リョウイチ)くんのお父さんの作るカレーは最高!今晩も最高のお父さんのカレーを食べていたら、なんだか水の入ったコップに小さい黒いものが!虫?いえ・・・ペンギンだったんです!2023/09/16