内容説明
きょうはさんがつ、ひなまつり。なにやらにおいにさそわれて、やまからやまんば、やってきた。さあさあ、まつりをやろうじゃないか。
著者等紹介
垣内磯子[カキウチイソコ]
東京都に生まれる
松成真理子[マツナリマリコ]
大阪府出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ごへいもち
21
絵がかわいくて。居眠りしているお雛様がいいな、と思ったら話が遠くまで飛んで…???2013/03/04
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
20
人々から恐れられていた山姥が、ひな祭りの夜、ひな人形が飾られたおうちに忍び込んで巻き起こす珍騒動。眠気眼だったひな人形たちが次第に髪振り乱して踊り狂い、いつしか話は思いもよらぬ方向へと転がっていくぶっとんだ筋書きに、勢いのある絵と、リズミカルな言葉遣いが絶妙にマッチして、読んでいるこちらまで次第に気持ちが盛り上がっていく感じが面白い。父の読み聞かせに5歳の娘も楽しんではいたが、本書の良さは、むしろ声に出して読み上げる側こそが味わえるかも。ぜひともノリノリに読み上げ、子どもさんと一緒に楽しんでほしいと思う。2014/06/22
あおい
14
ひな祭りの日、おいしそうな匂いに誘われ山からやまんば降りてきた。ダイナミックな絵ととんでもない展開がたのしい。三人官女の芸達者ぶりとやまんばの変貌ぶりがツボでした。2015/03/06
いろ
14
雛祭りの時期にと借りた。退屈して山を下りた山姥が,お雛祭りを終えてうとうとする雛壇のお雛様達を起こすと,皆踊り出し…飛んでったり島になったり!? 雛祭りを題材にはしているけど,正道からは大きく外れて,ハチャメチャ感のあるお話。歌って踊るのは楽しいよね。皆の気持ちを和ませるよね。勢いのある絵,とぼけ感もある表情が可愛く感じられ,私は好き。6歳男児は「面白くなさそうと思って,ずっと読まなかったけど,読んでみたら面白かった。」 読んでいる途中で「十二単衣って何?」この絵本で初めて知る。2014/03/14
おはなし会 芽ぶっく
10
ひな祭りの選書。ひな祭りの本でまさかの山姥登場(笑)元女の子だからでしょうか?( *´艸`)やまんばもおひなさまたちも更には家まで踊りだし、家に羽が生えて・・・七五調の文が読みやすいが、自分もノリノリで読まなくては。2019/02/19