内容説明
ねこがきらいなおうさまは、あるひ、こんなめいれいをだしました。「くにじゅうのねこをすべておしろにさしだすこと。かくしたものにはばつをあたえる。」さて、おうさまは、いったいねこをどうするつもりでしょう?―。
著者等紹介
末崎茂樹[スエザキシゲキ]
大阪府に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
34
どんなにねこが嫌いでも、国中の猫を売り渡すなんて、大胆過ぎる決断でした。 おかげで国はねずみの天下となり、大混乱になりました。 目先のことにとらわれた悪政は、実際に思いあたることもあるたとえ話だと感じました、 ねこを買い取った業者から、ねこを買い戻すなんて、ばかな話です。2023/02/08
る*る*る
23
3-1.3-2読み聞かせ。ねこ嫌いの王様。国じゅうのねこを追い出すなんて!どうなるとおもいます〜?(≧∇≦)不自然な事をするとやっぱり何処かでおかしくなるね★2015/02/25
どあら
18
図書館で借りて読了。表紙の王様がどうしてこんなにおこっているのかな?と思って手に取りました。(4分、3年生まで)2016/04/26
遠い日
17
猫が大嫌いな王さまのわがままなおふれと、ひどい仕打ち。突然登場する商人のすることで話の最後が見えたのが残念。どこか外国の寓話の匂いがして、それから無意識に連想したのかもしれません。猫もいなけりゃ、こまることだってあるんですよ、王さま。2016/04/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
大事な壺のコレクションをノラネコに台無しにされて、ネコ嫌いになってしまった王さま。国中のねこをお城に集める命令を出します。国中からネコがいなくなり安心した王さまでしたが、とんでもないことに…。2021/11/27