内容説明
クリスマスがちかづくと、かみさまはサンタクロースをぼしゅうします。ことしも、たくさんのひとがめんせつにやってきましたが、そのなかに、おばあさんがひとりだけ、まじっていました。まごむすめに、もういちどあいたい。サンタクロースになったおばあさんは、よるのまちへとびだします…。
著者等紹介
佐野洋子[サノヨウコ]
1938年、北京に生まれる。武蔵野美術大学卒業後、1967年から1年間、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。1975年、「おじさんのかさ」(講談社)でサンケイ児童出版文化賞推薦、以後受賞作は多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
34
絵本。クリスマス用の読み聞かせのために借りてきた。タイトルと作者で決めたけれど、心あたたまる話でした。おばあさんも、孫娘もよかったね。2015/12/06
かおりんご
31
読み聞かせ(222)死んだ人がサンタクロースになるという設定が、彼らには斬新だったようです。いまいちおばあさんの気持ちに気付けず。残念。2015/12/07
ヒラP@ehon.gohon
21
どうしておばあさんがサンタクロースになろうと思ったのかわかった途端に、とても感動的なクリスマス絵本に見えてきました。 サンタクロースは、天国にいるおじいさんたちが、孫たち現世の子どもたちに会いに来るイベントだったのです。 そして、子どもたちが望んでいるものを、わかった上でプレゼントしていたのです。 (間違いもたまにあったようですが) 女の子の人形をきれいに直すわ技などは、おばあさんだからこそですよね。 心がポカポカしてきました。2021/12/14
ベル@bell-zou
21
「かみさまは おっしゃっているではありませんか。ひとは みな びょうどうであると。サンタクロースは おとこだって だれが きめたんですの」…かみさま、ぐうの音も出ないね( *´艸`)そうそう、べつにサンタクロースは おばあさんだっていいはず。神さまが微妙な反応なのに比べて周りのサンタクロースがおばあさんをすんなり受け入れているのが、なんとも微笑ましい。それにしても、毎年あの世でサンタクロースを募集してると思うと楽しいな。55才以上、って…(笑)2018/12/15
ヒラP@ehon.gohon
20
事業所で読み聞かせしました。2021/12/06