内容説明
「べんきょうなんてやるもんか!」男の子はへやのなかでおおあばれ。かべも本もめっちゃくちゃ。すると、どうでしょう…へやじゅうの家具やおもちゃが、男の子をとりかこんで、しゃべりだしたではありませんか!―いたずらばかりしているそこのきみにおくります。
著者等紹介
キムヨンジン[キムヨンジン]
1972年韓国忠清南道夫餘生まれ。ソウル在住
イジェウォン[イジェウォン]
1978年韓国ソウル生まれ。延世大学校教育学科卒業。韓国の出版社キルボッオリニ(Gilbutkid)で、絵本の編集をしている
チョンミヘ[チョンミヘ]
1955年東京生まれ。梨花女子大学校中退。絵本の翻訳に「かあさんまだかな」(フレーベル館/「2006年度APPA出版賞児童書部門・銀賞」受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
27
子供だって気持ちがのらない時もある。やっていいことと悪いこと。境界線の学び方も様々。1つ1つが経験となり、人間形成に繋がる。生き物はもちろん、本や身の回りの物への”痛み”と感謝も学びの1つ。絵は、コミック調の水彩画。学ぶ課程の心情の変化が現れる表情。生き物も同じ。窓に並ぶ見守る眼が温かい・・・。(笑)2014/05/18
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
9
「べんきょうなんてやるもんか!」と男の子は大暴れ。すると部屋中の物が喋りだして・・。男の子の暴れっぷりがなんともスゴイ。そして最初のページと最後のページの男の子の顔を見比べると、まるで憑き物でも落ちたかのようでした。ページのあちこちに色々な動物が描かれていて、どんな動物がいるのかとページの隅々まで眺めたくなる絵本でした。★★★★2010/03/18
ayururito…
6
寝る前の一冊、市立図書館本。題名につられて母チョイス。いたずらってやってみなくちゃわからないんだよなぁ 本は破いちゃいけないけどね 経験って大事。2014/03/26
けいこん
5
うーん。どこかで読んだ感。タイトルのべんきょうは筋とほとんど関係なく、癇癪を起こして物にあたって、悲しんだ家具やおもちゃに復讐される。ラストもイマイチすっきりしない流れだった。面白くないというほどでもないが、、2018/07/26
こどもふみちゃん
5
書籍名を見て→読んで→韓国って相当勉強が大変なのかなあ~~っておもった。良く見ると、表紙の絵も、韓国人に見える。5・6・7・8歳向け。2013/10/31