内容説明
じゃがいももさつまいももいもですが、ちがっていることがいろいろあります。これからそのちがいをみていきましょう。
著者等紹介
麻生健[アソウタケシ]
千葉大学園芸学部卒業後、高校で35年間、園芸・生物工学などを担当。現在は200m2の畑を使って不耕起農法をはじめとし、いろいろな野菜作りを試みている。また、在職当時から園芸誌の執筆・植物観察会の講師などとして活動、多くの著書がある
久保秀一[クボヒデカズ]
1941年生まれ。日大芸術学部卒業。生態写真家として、単行本・教科書・教材・月刊保育絵本など幅広い分野で活躍中。物語性をもった美しい昆虫写真に定評がある
埴沙萠[ハニシャボウ]
1931年生まれ。シャボテン研究家の龍膽寺雄に師事。静岡県・シャボテン公園の企画設計を担当後、山口県屋代島で、沙漠(砂漠)植物の生態研究・指導に従事。その後、写真家に専念。植物生態写真家の第一人者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
58
娘が「おいしそうだから読んで」というくらい、見事な表紙。イモはイモでも、ジャガイモとサツマイモはこんなに違う、という違いを事細かに説明してくれる科学絵本。ジャガイモは茎が太ったものなのに対して、サツマイモは根が太ったもの。ジャガイモはナスの仲間なので、ナスやトマトに似た花が咲くが、サツマイモはアサガオの仲間なので、ヒルガオのような花が咲く。どちらもイモから芽が出てくるが、植え方はちょっとずつ違うし、植える時期も違う。土の中での根のはり方や、新しいイモの出来方、掘るのに良いタイミングの見分け方・・・など。2016/11/25
ろくべえ
13
★★★★☆ 小低〜 フレーベル館の「だいすきしぜんシリーズ」は低学年向きながら大人も知らないことがけっこうあってとても勉強になります。この本も、じゃがいもとさつまいもの生育の違い、それぞれの特性を見開き左と右のページで比較しながらとてもわかりやすく学べます。育てたこともあるのに知っているつもりでいて知らなかったことがいっぱい。じゃがいもやさつまいもの実なんて気にもしたことがありませんでした。写真が大きくハッキリしているので知識絵本として読み聞かせにも◎。2016/10/19
遠い日
9
じゃがいも、さつまいもの成長を写真で追う。均波に「いも」といっても、属す種っも違えば、なり方も違うのがよくわかる。じゃがいも、さつまいもの、それぞれの「実」を見られたのは収穫でした。2017/01/23
ヒラP@ehon.gohon
6
ジャカイモもサツマイモも家庭菜園で作ったことがあるけれど、この絵本では、今まで知らなかったことが、分かりやすく書かれていて、とても参考になりました。 ミニトマトのような実なんて、見たこともなかったので、不思議でした。2013/12/07
いろ
6
見開き左にジャガイモ,右にサツマイモで違いを比べながら,特徴を紹介してある科学写真絵本。芋・花・実・植え方・土の中・土の上・芋の育ち方・芋掘り・調理法…様々な視点で比較。サツマイモは芋掘りはあるけど自宅で育てた事がないので花を知らず感動。実の形,理屈では理解できても,これも実物は初めて見て,また感動。知らない事まだまだ多いな~。これから息子の成長と共に一緒にまた新しい知識を得て行けると思うとワクワクする^^ 芋掘り遠足に備えて借りたけど,時期外れの台風で保育園最後の芋掘りは中止で5歳男児とっても残念そう。2013/10/28