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大きな空の木

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27cm
  • 商品コード 9784577027561
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

内容説明

空にむかってすくっとのびる大きな木。春夏秋冬、人々の思いを木にたくし、12の詩で綴ります。あなたは、あなただけの木をこころのなかにもっていますか?最後に加藤登紀子が作曲した譜が掲載されています。

著者等紹介

バテュ,エリック[バテュ,エリック][Battut,´Eric]
1968年、フランスに生まれる。リヨンの美術アカデミーで絵画を学ぶ。現在は、絵本の制作に携わり、つぎつぎ、魅力ある絵本を発表している

加藤登紀子[カトウトキコ]
1943年、ハルピンに生まれる。東京大学在学中、第2回日本アマチュアシャンソンコンクールで優勝、歌手デビュー。「赤い風船」で日本レコード大賞新人賞、「ひとり寝の子守唄」「知床旅情」で日本レコード大賞歌唱賞を受賞。以後、ヒット曲多数。2000年より、国連環境計画(UNEP)の親善大使に就任。最近のアルバムに『花筐~Hanagatami~』『沖縄情歌』がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

153
あなたはどんな木が好きですか。あなただけの木を心の中に持っていますか。…空いっぱいに広がる木、つんと聳え立つ木、それぞれに迎える静かな朝、私たちと一緒に目を覚まします。高い木の上は気持ちがいいから、小鳥が寄ってきて歌を奏でてくれます。…大きな木を見上げると思い出す。百年前からいつもここにいたと、おじいちゃんが教えてくれたことを。耳を澄ますと、かすかに流れる音が聞こえてくる。ずっとそこに生きている大きなやさしさとぬくもり。幹に触れると懐かしさが蘇る。木の足もとで眠りに落ちる。時が止まる。私の幸せのひととき。2022/03/05

booklight

33
12編の詩と木の絵。自由に、心の赴くままに木を描いて詩を読む。主役は木でも詩でもなく、その情景。なるほど、加藤登紀子が詩を訳すわけだ。様々な心地よい想いが伝わってくる。2022/03/06

のえる

28
図書館絵本。読友さんのレビューで気になった絵本。 木と言えば、この木なんの木気になる木~見たこともない木ですから~と思わず口ずさみたくなる。小学生の頃に『この木なんの木』を合奏したことを思い出した。 本書では春夏秋冬、人々の想いが託された木の絵と詩で綴られている。見ていてほのぼのすると同時に、木それぞれに素晴らしい歴史、思い出が込められていることをしみじみと実感。素敵な絵本。2021/03/22

Cinejazz

18
天空を覆い隠すほどの<大きな木>・・・ 自然界の生きとし生けるものを育む大きな包容力を称え、絵本作家エリック・バテュの鮮やかな色彩画に、四季を織りなす12の詩篇を加藤登紀子さん翻訳による、心なごませる憩いのひと時への招待状です。2022/05/01

ochatomo

16
フランスの絵本 「めぐる月日に」の翌年出版 12の見開きの中に木と共に生きる暮らしの一場面をそれぞれ描く 訳は加藤登紀子さんで『人はすべての生命の先祖にはなれないのだ。木を切る時も、木を植える時も、そのことを忘れてはならない。』と巻末に書く 作曲もしており楽譜付 原題“Au pied de mon arbre”(私の木のふもとに) 元本1999年 2003刊2020/03/30

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