内容説明
いちにちじゅうゆきがふっていた。すべてをおおいつくしてつもるゆき…。ぼくはふとかんがえた。もしもゆきがあかやあお、みどりやきいろやむらさきだったら、ぼくはなりたいものになれるだろうか？たんけんか、まほうつかい、パイロット、かいぞく、ブランコのり、なんにでも。
著者等紹介
バテュ，エリック［バテュ，エリック］［Ｂａｔｔｕｔ，Ｅｒｉｃ］
１９６８年、フランスに生まれる。リヨンの美術アカデミーで絵画を学ぶ。現在は、絵本の制作に携わり、つぎつぎ、魅力ある絵本を発表する
もきかずこ［モキカズコ］
１９４９年、広島に生まれる。慶応義塾大学文学部卒業。日本国際児童図書評議会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko＠ヴィタリにゃん
57
赤以外にもいろいろな色があって楽しい✨✨✨私はやっぱり、白がいいかなと思うけど、ペールピンクも良い感じです⛄2025/02/08
のえる
42
図書館絵本。フランスの絵本。 一日中雪が降っていた。全てを覆いつくして積もる雪…。僕はふと考えた。もしも雪が、赤や青、緑や黄色や紫だったら、僕はなりたいものになれるだろうか？探検家、魔法使い、パイロット、海賊、ブランコ乗り、何にでも！ 雪を色んな色に染めて思い描く夢の発想が斬新で素敵。自由に広大に夢を描く…子どもならではかな。でも、ゴメンね、やっぱり雪は白が良いな。｢白銀の世界｣とも言うもんね。❄ でも、このお話の終わり方はロマンチックで素敵だった。2021/04/18
ちえ
40
「もしもゆきが〇いろだったら・・・」で始まる子供の想像力と、画面いっぱいを使ったバテュの絵がすごく楽しい。背景の色も一色ではなくて、何色かを重ねているんだ、と見返していて気が付いた。見れば見るほどいいなあ。ただ、印刷のためか「みずいろ」が「うすむらさきに」、「ちゃいろ」が「オレンジ」に見えるのが気になる。子供の本だと思って読んでいたら、最後はちょっと詩的。フランスの絵本だからかな？2019/12/07
tokotoko
27
★フランス★もしもゆきがあかだったら・・・から始まる楽しい雪物語かと思ったら・・・実は！！ものすごーく壮大なラブストーリーでした♪読むなら冬です♪とってもロマンチックな気分になれます。2015/12/11
ochatomo
17
フランスの絵本 表紙絵から想像していた以上に美しい空想に心踊る楽しさ おすすめしたい 訳はもきかずこさん 原題“Si la neigé etait rouge” 元本2002年 2003刊2020/04/01
