出版社内容情報
砂漠で出会った、一羽の小鳥とロボット。おたがいがおたがいを
必要とするという愛の形は、子どもにも大人にも伝わるはずです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごんたろう
11
砂漠で迷子になった小鳥がロボくんと出会う。小鳥はロボくんの体内の石を除去しロボくんを助ける。ロボくんは動物たちのために砂漠に水を見つける仕事をしていた。小鳥とロボくんはお互い助け合い、支え合いながら生きる道を選ぶ。本書は理想である。幸せな人生を送るためには、自分自身のためではなく、困っている誰かのために努力するとよい。他の人がやらないことを、勇気を持って取り組むことである。義務ではない。意外性をもたらす先駆的かつ卓越的な試みであるからこそ価値があるのだ。ただし頭では理解していてもそれを実行するのは難しい。2015/03/30
退院した雨巫女。
10
『アンパンマンとやなせたかし展』にて、ロボくんとことりが出会えてよかった。2014/01/05
ヒラP@ehon.gohon
9
砂漠の中で迷ってしまったことりと、動けなくなってしまったロボットの出会いと、助け合いに感動します。 人を助けるために泉を探し続けるロボットの使命感が、ことりのやさしさで勇気とエネルギーで満たされていく姿に、やなせたかしさんの世界を感じました。 主人公のことりだけが、着ぐるみを着た人間のように描かれているのが印象的です。2017/09/05
いろ
9
やなせさん追悼で何か1冊と借りた。砂漠で出会った小鳥とロボットの心温まるお話。相手を思いやり助け合う心・役に立つ使命を果たす事を喜びに感じる気持ち…愛と勇気をいつもテーマに掲げる やなせさんのイメージどおりの作品。最後,小鳥の行動と言葉の後,ロボくんの目から「みず」がこぼれ落ちる場面,「涙かな~? 嬉しかったから…?」と投げかけると,5歳男児は「違うよ。」とページをめくって,ロボくんが泉に飛び込んだ場面に戻り,「ほら,ここ(で水がロボくんの体の中に入ったのが出てきた)。」…そっかぁ。^^;2013/11/05
どら母 学校図書館を考える
5
記入漏れ2017/08/31