出版社内容情報
ひとつの生命が終わっても、その生命は次の世代へ受け継がれて、
永遠に生きていく。そんなテーマも絵本で味わえるのです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
9
やなせたかしさんのやさしさにあふれる物語です。 山の上のくりの木は、年老いて嵐で倒れてしまったけれど、たくさんの若いくりの木が、おじいさんときつねのことを知っていました。 思い出の中に生き続けることも、きつねのことを気にかけるやさしさに心が温まりました。2017/08/22
はな
4
やなせさん本。ミュージカルのようにリズミカルな台詞が多い。年老いたくりのきと、ねもとに棲むきつねの子コンちゃんの楽しい日々が春、夏、秋、冬‥と続いていたある日、嵐がやってきて‥。ひとつのいのちが終わり、あたらしいいのちに受け継がれるようすを怖がらせないように、しっかり伝えていきたい想いが伝わってきます。2013/10/21