内容説明
タヌキとくらせる町づくりに挑戦!!『森の新聞』の新しいテーマは、生きものたちの生活しやすい環境をつくることです。「つくる」とはいっても、いちからつくるのではなく、ちょっとお手つだいしようというのです。日本各地で、そういうこころみが、たくさんおこなわれています。成功しているこころみを、つぎつぎに、お伝えします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けん
2
98年刊。Amazonで結構な期間、ひどいプレミア価格で一点のみ売られていて、手に入れられなかったのだけど、先日他店に複数の入庫があり、一気に値下がりしたところを購入。一年以上待っただけに感激しながら読んだ。内容は以前レビューした『いまどきの町だぬき』と同じ、東京都町田市付近の多摩丘陵でタヌキの保護活動をしていたNPO団体多摩丘陵野外博物館の一員である小川智彦氏がタヌキと出会い、具体的な保護活動を行なっていく様を写真入りで紹介したもの。だが、それに留まらず、90年代のタヌキ保護運動の集大成的な趣さえある。2020/07/06