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出版社内容情報
道に迷い、鬼の家に着いてしまった3人兄弟。
なんとか逃げようとしますが、鬼はひとあし
で千里をかける不思議な靴を持っていて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
どこか知っているお話の要素が入っていて、楽しい冒険譚です。 貧しい母親が子どもを山奥に捨てようとしたのは、継母が子どもたちをやっかい払いしようとした話、千里を走る靴というのは、別のものに替えるとあの話、シンプルでドキドキするお話になっています。 三人兄弟で、一番しっかりものなのは三男に決まっているのはなぜでしょう。2022/04/03
あおい
7
貧乏ゆえに捨てられた幼い3兄弟。家に帰ろうと森を彷徨ううちに鬼の家に辿り着き…すごく幼い感じの末っ子が大活躍。鬼から子供を隠そうとしたおばあさんが出てきた所はジャックと豆の木を連想。2022/07/16
こゆ
7
6歳、年長と。電子図書館(まなびライブラリー)の読み聞かせコーナーにて。お母さんに捨てられた兄弟が、千里を駆け抜ける靴を持つ鬼に追われる。生き延びるために兄弟がしたことはー。息子はどうやって切り抜けるか言い当てるが、私は人の靴はサイズが合わないというつまらない常識が邪魔をして、そうくるとは思わなかったな。こういう聡明さで解決するお話は大好きだけど、なぜお母さんは戻ってきてくれたのかは謎。2020/02/17
あき☆ブラック・ベア
5
知っている昔話だけど、改めて読むと外国のおとぎ話がだいぶ混じってるなぁ。ヘンゼルとグレーテルにジャックと豆の木。三人の兄弟で一番下が一番優秀なのもグリムなんかじゃ定番だし。でもやっぱりワクワクする。2020/03/05
てふてふ
5
優しいおばあさんはなぜ鬼と一緒に住んでるんだろう?寝てる鬼の靴脱がせるとか無茶だよね。あと、そんな遠いところまで子ども達捨てに行ったおかあさん・・・。すえっこの賢さ・強さすごい。2017/08/18