内容説明
骨髄移植という後戻りのできない道を選んだ人たち。告知、迷い、決心、闘病、復帰、その後のQOL(生活の質)―20編の手記に綴られたのは、先端医療の陰に置き去られがちなひとりひとりの心、その赤裸々な声…。生命の「選択」に戸惑うすべての現代人への贈り物。
目次
第1章 骨髄移植とは
第2章 さまざまな衝撃
第3章 骨髄移植はどのように行なわれるか
第4章 息長く病と向き合う
第5章 座談会その一―家族・生活・困難とよろこび 30代女性を中心に
第6章 家族とともに、人とともに
第7章 座談会その二―社会・医療・可能性 2、30代男性を中心に
第8章 病院・医師と患者の関係
第9章 さまざまな「その後」