内容説明
潜水空母とも呼ばれた「伊４００型」潜水艦は、海軍が米国本土攻撃を敢行すべく極秘に設計した艦であった。航続距離３７５００浬のこの巨大潜水艦は攻撃機「晴嵐」を搭載、米国本土を奇襲する、まさに日本海軍の切札であった。戦後、米国が驚き恐れて、現代の戦略原子力潜水艦の原点になった脅威の巨艦の全貌を遂に解明。
目次
第１章 超弩級潜水艦建造の謎―潜水空母はなぜ誕生したのか
第２章 潜水空母攻撃力の謎―１隻の力で敵をどれだけ殱滅できたのか
第３章 潜航力＆防御力の謎―実戦性能はどの程度だったのか
第４章 過酷な遠洋航海の謎―狭い艦内で乗員はどう訓練・生活していたか
第５章 「潜水空母」戦闘の謎―攻撃機「晴嵐」の秘密と能力を追う
第６章 潜水艦かく戦えり―戦闘の秘密とドイツの技術力を検証
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