内容説明
春の日が沈みかける長谷部邸の広壮な庭、ひとり息子の翔一は、これから一つ年下の弟となる圭に初めて出会った。まるで秘密の花園に迷いこんできた少女のような妖しく儚げな美しさを湛えた圭に、翔一の心は騒ぐ。何かが起こる…。あまりにも美しすぎる幻の花のような姿に、そんな予感すら覚えるのだった―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドント
2
富豪の長谷部家に養子として迎えられた少年・圭。長谷部家の一人息子・翔一は圭の美しさに一目惚れするが、心と裏腹に冷たく当たってしまう。一方の圭も男性的な翔一に目を奪われ……。耽美で背徳の「BL」小説ながら、翔一と圭のあまりのすれ違いぶり、焦らせ関係にジリジリしてしまった。素直になれ! ジリジリしてたら婦女暴行前科持ちクソ野郎が降臨し「アーッ」と絶叫。様々あってやっと結ばれたと思ったら怒涛の大波が2つ被さってきて大変驚いた。前途多難だが幸せになってほしいものである。クソ野郎はワニとかサメとかに喰われてほしい。2024/06/28
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