二見文庫<br> 刑事コロンボ 権力の墓穴

二見文庫
刑事コロンボ 権力の墓穴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784576890340
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ビヴァリー・ヒルズの高級住宅地ベル・エア地区で二夜連続の殺人事件が発生―豪邸のプールに浮かんだ第二の被害者は、コロンボの上司、ロス市警副総監の妻だった。副総監は容疑者を“怪盗ベル・エアの星”と断定して捜査をすすめるが…コロンボはその強引な捜査法と証言に不審を抱き、単独で疑惑の解明に挑む。熾烈な対形の果てに、コロンボが仕掛けた大胆な罠とは…?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

72
一人コロンボ祭り継続中。第3シーズン・第25話。ビバリーヒルズの高級住宅地で二夜連続の殺人事件が起こる。容疑者はこの地区で窃盗を続ける怪盗「ベル・エアの星」と思われたが……。これほど地位のある人物が「殺人」という負ければ全てを失うギャンブルに敢えて手を出すのかと言う疑問はあるが、やはり金の力は恐ろしいものだ。いつものようにコロンボの「しつこい」捜査が続く。それは例え上司や、権力者であろうとも変わらない。今回も鮮やかな逆転劇。面白かったです。★★★★2016/05/09

めしいらず

21
コロンボの上司が犯人。妻を過失死させた友人にアリバイ交換を持ちかけ己の妻を殺害。犯罪者として極めて有能な偽装工作。犯人が知らなかった事実(枕の下のガウン、袖が破れた服)を足がかりにコロンボがジリジリと犯人を追い詰めていく。小さな違和感の点と点を繋ぐ理路整然とした推理経過がハイレベル。警察関係者の犯人なら利用するだろう特権にコロンボは罠を仕掛け巧みに誘導していく。唖然とするような結末はシリーズ屈指。ただ腑に落ちないのはコロンボの有能さを知悉する犯人が何故か事件の担当に彼を指名したこと。コロンボランク7位2024/11/12

じゅん・・・

4
コロンボは心理学者にもなれそう。人を誘導する方法がうまいなぁ。最後は犯人の上司がコロンボの手の中で転がされた感じです。2015/02/05

yasu7777

2
★★★★☆ 練馬2836-1692021/05/28

akatuki

2
副総監VSコロンボ。今回の犯人はコロンボの上司。最高の権力を持つ、手強い相手にも屈することなく追い詰めて行く。最後の詰め手もコロンボらしくとても良い作品だと思う。2014/06/29

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