内容説明
お葬式は、人間にとって最も重大な儀式の一つですが、そのしきたりや作法を充分に心得て、心のこもった永遠の別れを行える人は意外と少ないものです。生半可な知識で取り返しのつかない大恥をかいたり、知らないために相手のひんしゅくをかって大切な人間関係や仕事関係を駄目にしたという話をよく耳にします。本書は、そういう失敗をしないための知識と、費用がいくらかかるか不安な人のための実例を、伝統産業としての儀式についての権威がまとめた、まさにお葬式事典ともいえる、他に類を見ない完璧な本です。
目次
第1章 臨終―右往左往しないために
第2章 通夜―この決まりだけは忘れるな
第3章 葬儀・告別式―受け答えひとつで大恥をかく
第4章 火葬―おろそかにできない葬儀のしめくくり
第5章 法要―これを忘れたら笑われる
第6章 仏式以外の葬儀―見当違いでうろたえないために
第7章 社葬―知らないではすまされない