出版社内容情報
新シリーズ第1弾!
【目次】
内容説明
長屋の人気者・一太郎は腕は確かな一介の指物職人。指物を通じて人が幸せになれるよう願う毎日だ。だが、彼の指物にはなぜか使い手の想いが刻まれている。殺された宿屋の女将が鏡台の中から睨んでいる―。事件はそこから始まった!捨ててはおけぬと仲間たちと立ち上がる。師匠が遺した指物に刻まれた文字から浮き彫りにされる女の不幸な生い立ちとは?胸の空く全四話。
著者等紹介
江上剛[エガミゴウ]
1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学卒業後、第一勧業銀行入行、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』で作家デビュー。組織と人間の問題に焦点を当て、数々の企業小説をものにする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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