出版社内容情報
「誰にでも簡単にできてよく当たる!」「神秘の自動書記現象」
1970年代に巻き起こった“コックリさん”ブーム。九州の中高生の間で広がったブームは、またたくまに大阪、東京、そして北海道へと拡散。時期を同じくして、超能力者ユリ・ゲラーが来日し、日本全国に超常現象ブームを巻き起こした――。
当時、「超常現象の謎に光を当てた快書」として横尾忠則氏が絶賛した、心霊科学研究科・中岡俊哉による『狐狗狸さんの秘密』が50年ぶりに復刊。コックリさんの方法論や歴史、コックリさんに纏わる迷信やコックリさんと心霊科学など、多方面からコックリさんという超常現象にアプローチした画期的な一冊。
およそ半世紀前、日本中の少年少女たちの間で流行し、誰もが胸躍らせたあの「コックリさん」の本が、時を超え、今ここに蘇る!
当時は、友人と囲む机の上で、あるいは学校の裏庭で、ドキドキしながら指を乗せた方もいるはず。はたして文字盤の向こうに現れるのは、未来の予言か、それともちょっとした悪戯か――あの頃の純粋な好奇心と、得体の知れないものへの畏敬の念が入り混じった特別な時間を、この本がもう一度、あなたのもとへ連れてきてくれるはず。
ただし、コックリさんはあくまでも「遊び」「ゲーム」であることを忘れずに。当時の流行を懐かしむもよし、かつて禁断の遊びとして親しんだ世代が、今の若者にその魅力を伝えるきっかけにするもよし……この本が、人と人とのコミュニケーションを活発にしてくれるツールとなれば幸いである。
【目次】
内容説明
超常現象研究の大家による“禁忌の書”50年ぶりの復刻!
目次
1 コックリさん、おいでください
2 コックリさんのやりかた
3 コックリさんの歴史
4 コックリさんと迷信
5 コックリさんと心霊科学
6 心霊をいかに考えるか
著者等紹介
中岡俊哉[ナカオカトシヤ]
1926年に浪曲家の桃中軒雲右衛門の孫として東京の大塚に生まれる。馬賊を志して中国大陸で終戦を迎え北京放送局でアナウンサーを務める。1948年より超常現象関係の著書を続々と発表し、国際的な超常現象研究団体の役員としても活躍した。2001年9月24日没(享年74)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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