出版社内容情報
「子育てが大変なときも、思い悩んだときも『あんただったら絶対大丈夫』と言葉をかけつづけてくれた」
三世代の命がつながっていく、元瀬戸内寂聴秘書である瀬尾まなほさんの新境地エッセイ。
内容説明
瀬戸内寂聴先生からの愛と言葉を未来へつなぐ。育児、先生との思い出、寂庵のこと…元秘書による寂聴先生没後初めての書下ろし。
目次
先生に会いたくてたまらない
本当の「豊かさ」ってなんだろう
寂庵での食卓
VERY
だれかのために生きる
夏の終り
ブルーマンデー
優しさ
甘えるということ
自分ひとりの時間
「放っておき、そんな人」
京都と寂聴先生
子どもの喧嘩
人格者
私と先生
毎日の食事づくり
美は乱調にあり
「良い母」とはなんだろう
天台寺での「青空法話」
人の背景を知ろうとする〔ほか〕
著者等紹介
瀬尾まなほ[セオマナホ]
1988年、兵庫県生まれ。京都外国語大学英米語学科卒。卒業と同時に寂庵に就職し、「66歳年下の秘書」として話題に。長年勤めていた先輩スタッフたちが退職した2013年から奮闘の日々を送り、2021年に瀬戸内寂聴さんを看取る。2017年11月に出版した初著書『おちゃめに100歳!寂聴さん』(光文社)がベストセラーになる。困難を抱えた若い女性たちを支援する「若草プロジェクト」の理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
溢れるほどの愛情 私なんかと言うような人間はここに要らない 温かい飲み物が喉をゆっくり流れて染み渡る 自分を卑下することを他人が真剣に怒る 先生との出会いによって人生が大きく変化 誰のために頑張ればいいのか分からない 美味しいものを美味しいねと楽しく食べられた時間 瀬戸内寂聴の秘書という自覚が自分を律する 放っておき、そんな人 100冊の本を読むより1回の本気の恋愛 子どもは小さな大人ではない 好きなことをしなさい 素直でいい 自我の確立や因習打倒 毎日覚悟を決めて乗り切っている私に分かってほしい2025/05/09
しゅんぺい(笑)
0
寂聴さんにたくさんお世話になったという内容でありつつ、静かに大切な存在として自分の中に置いてるんやなというのが伝わってきて読みやすく、おもしろかった。2025/07/02
がりお
0
⭐️⭐️⭐️2025/05/18