出版社内容情報
旅籠付きの小料理屋のどか屋。今日ものどか屋に、さまざまな人々が訪れる!
内容説明
のどか屋に大和梨川藩主筒堂出羽守が持ち込んだ話は「将棋の戦い」。勝てば御城将棋に臨めるという。藩主が白羽の矢を立てたのは将棋の名手、兵頭三之助。一戦目の対局の場として、のどか屋が選ばれた。勝負めしを供するのは二代目千吉。中食と八つどきの甘いものを膳立てするという大役だ。そして対局の日、現れたのは桃割れの髷にきれいな簪を挿した娘だった…。
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
42
期待を裏切らないのどか屋。何の勝負かと思ったら将棋でしたか。今の将棋でも昼食が話題になったりするものね。将棋全然詳しくないけど、手に汗握る戦いなのは伝わってきた。そして今回も看板娘が交代。将棋指しの娘とはいつもと違ってよいね。レギュラーの皆さん、いつまでも元気でいてほしい。2024/06/07
恋空
15
穏やかな気持ちでサクッと読了。この先も楽しみです。6月に41巻発売のようなので予約しちゃいました☺️2024/04/10
なお
14
捕り物もなく、ひたすら平和。そしてお腹すいているときに読んだからもうたまらん。おにぎりでいいのでくだせぇって感じでした。2024/03/14
kmzwrs5781
3
安定ののどか屋。将棋好きにはたまらない展開もあり、やっぱり美味しいものに癒されたりもして、ほのぼのと続いていくシリーズであってほしい。2024/04/20
goodchoice
0
現在の将棋ブームを取り込んだ一作で、日頃の筋書きに一色違った感触を加えている。新たな展開で今後が楽しみだ。2024/04/17
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