出版社内容情報
「飛鳥・奈良時代の美仏」「平安時代の美仏」「鎌倉時代の美仏」の3つに分けて、その魅力を一冊で徹底的に紹介します。そこで本書は、「飛鳥時代の釈迦如来と薬師如来像」「奈良時代の変化観音像」「平安時代の密教像」といった、その時々で移り変わる仏教の信仰を紐解きながら、それを背景に登場した様々な仏像をピックアップして解説します。
目次
1 飛鳥 白鳳・天平の至宝(飛鳥・奈良時代に見る日本の仏教;長谷法寿の時代別仏像考察 飛鳥仏その魅力と特徴;飛鳥寺の釈迦如来坐像 ほか)
2 平安の至宝(平安時代に見る日本の仏教;長谷法寿の時代別仏像考察 平安仏その魅力と特徴;宝菩提院願徳寺の菩薩半跏像 ほか)
3 鎌倉の至宝(鎌倉時代に見る日本の仏教;長谷法寿の時代別仏像考察 鎌倉仏その魅力と特徴;瀧山寺の聖観音菩薩立像(運慶・湛慶作) ほか)
著者等紹介
帆足てるたか[ホアシテルタカ] 
写真家。北海道立旭川商業高等学校卒業後、1963年に桑沢デザイン研究所写真研究科卒業。1968年日本広告写真家協会展入選、月刊「コマーシャルフォト」で特集掲載される。1973年よりフリーランス・フォトグラファーとして活動を開始。電通賞(1982年・1984年)、日本広告写真家協会主催「2009日本の広告写真」優秀作品賞など、数多くの賞を受賞。2010年より本格的に仏像撮影に取り組み、200カ寺以上で至宝の仏像を撮影する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
静かな月を見てる
6
          
            海龍王寺の十一面観音様が紹介されていたことと、美仏の中に蔵王権現(如意輪寺)が入っていたことが嬉しかった。まだ縁がなくてお会いできていない快慶の宝冠阿弥陀如来様も載っていた。9年前に悲田院に行ったのに、勇気がなくてインターフォンを押せなかったことを今も悔いている。予約無しでもタイミングが合えば見せていただけたのに・・・。次に行くときは予約を取ってから出向きお目にかかりたいと思っています。2024/05/02
          
        kaz
2
          
            「時代別に見れば仏像の魅力が深まる」というサブタイトルのとおり、時代区分ごとに仏像の特徴を眺めるというのは興味深い。雰囲気はそれぞれ異なるが、やはりその時代なりの美しさを感じる。図書館の内容紹介は『「飛鳥・奈良時代の美仏」「平安時代の美仏」「鎌倉時代の美仏」の3つの時代に分けて、日本の仏像の魅力をカラー写真で徹底的に紹介。「重要文化財 如意輪観音菩薩坐像(京都府・大法恩寺蔵)」等の折り込みポスターつき』。 2023/02/05
          
        白やぎさん
2
          
            飛鳥、平安、鎌倉の3に時代に分けて、有名寺院の仏像をカラー写真で紹介しており、見ごたえがある。素人には見分けがつきにくい仏像も写真でその違いを説明してあるので、わかりやすい。仏教や仏像について詳しい説明もついているので、仏像解釈の手助けとなる。仏教導入以前の古代日本の古墳誰のものかわからないのは、文化の遅れではなく、重要人物の名や姿を秘する習わし、というのは自分にとって新しい情報だった。仏像ファンにとっては、アイドル写真集と言ったらいいかも。2022/10/06
          
        Y
1
          
            ★★★☆☆2023/05/06
          
        - 
                
              
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