二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション<br> 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック

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二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション
美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック

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  • サイズ 文庫判/ページ数 626p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784576220413
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

”このクィア/ヒストリカル小説を読めば、あなたの人生に何が欠けていたかに気づくだろう”
       ―――――〈ティーン・ヴォーグ〉誌

NY公共図書館ベストブック選出! 
     米公共ラジオ局ベストブック選出! 
          NYタイムズ・ベストセラー!

伯爵の長男で紳士の振る舞いをすべき身でありながら、酒や煙草、美男美女との戯れに明け暮れる放蕩息子モンティ。
実は親友のパーシーを密かに想っているが、爵位を継ぐ前に一年間、その親友と共に欧州を巡る周遊旅行に出ることになった。
父親の監視の目を逃れ、ますます派手に遊ぶ彼は、ベルサイユ宮殿で開かれたパーティでちょっとした諍いから小物入れを盗む。
この出来事が思わぬ大事件に発展し、追われるはめになるが……LGBTQ+、ロマンス、冒険、様々な要素の入った楽しい作品!
原題:The Gentleman’s Guide to Vice and Virtue


〔 カーカス賞ノミネート!  goodreadsベストYA賞第4位 ! 〕

ユーモラスなLGBTQ+/ヒストリカル作品に絶賛の声!
本作の古くて絶妙なテンポと言葉遣いは、現代の作品にもなんなくマッチしている。
人種差別、専制政治、同性愛に関する誤った認識といった問題も、現代文化における異種間嫌悪や同性愛嫌悪に何らかの関連を持つ。
オースティン、ワイルド、インディ・ジョーンズが集結した美味しいボンボンのような作品。
           ----------カーカス・ブックレビュー

ユーモラスで、面白く、時代錯誤なところも非常に楽しく、歴史を通した娯楽作品と言える。
モンティはオスカー・ワイルドのようなヒーローだ!
           ---------ブックリスト・レビュー

内容説明

伯爵の長男で紳士の振る舞いをすべき身でありながら、酒や煙草、美男美女との戯れに明け暮れる放蕩息子モンティ。実は親友のパーシーを密かに想っているが、爵位を継ぐ前に一年間、その親友と共に欧州を巡る周遊旅行に出ることになった。父親の監視の目を逃れ、ますます派手に遊ぶ彼は、ベルサイユ宮殿で開かれたパーティでちょっとした諍いから小物入れを盗む。この出来事が思わぬ大事件に発展し、追われるはめになるが…LGBTQ+、ロマンス、冒険、様々な要素の入った楽しい作品!NY公共図書館ベストブック選出、米公共ラジオ局ベストブック選出、カーカス賞ノミネート!goodreadsベストYA賞第4位!

著者等紹介

リー,マッケンジー[リー,マッケンジー] [Lee,Mackenzi]
歴史学の学士号を取得し、シモンズ・カレッジにて美術学修士号を取得した。デビュー作の“This Monstrous Thing”はPENニューイングランド・スーザン・P・ブルーム児童小説賞を受賞。第2作目となる『美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック』はストーンウォール賞をはじめ数々の賞にノミネートされ、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゃお

31
18世紀を舞台にしたLGBTQロマンス。主人公のモンティがまさに貴族の放蕩息子。身から出た錆を字で行くような彼を愛すべき青年と思えればこの冒険行は実に楽しい。特にある物をベルサイユ宮殿で盗んでからの展開は意表をつかされ一気に面白く!モンティが抱えていた痛みも、親友でありずっと片思いしているパーシーの秘密を知り、冒険を続ける内に少しずつ成長する姿を思わず温かく見守る事に。二人が互いの気持ちを確かめる海辺の場面が可笑しくもとても美しかったな。それにしても妹のフェリシアが素敵で、彼女を主人公とした続編が楽しみ!2022/11/12

RIN

19
翻訳物にしては読みやすいが、問題は主人公・モンティの大馬鹿ぶりに耐えられるか否かだと思う。一応彼の愚かな行動にも同情の余地はあるのだけど、それに付き合わされる黒人と白人のMIXであるパーシーと医学の道に進みたいのに花嫁学校にぶちこまれそうなフェリシティの方が可哀想だった。同性愛者は絞首刑。黒人に人権はなく、女性は宿にも泊まれない。若者達に都合の良すぎるファンタジーの世界に、圧倒的質量でのし掛かる差別。肌の色?性別?誰が何て言ったってモンティはパーシーを愛してる。人生は選択の連続だ。彼はきっと間違ってない。2022/06/29

Naoko Takemoto

12
所謂てんこ盛り小説。LGBTQ、人種差別、女性蔑視、偏見、DV、こう書くと重そうだが、イートン校を放校になった公爵の息子モンティの放蕩ぶりと、後先考えないチャラ男のくせに向こう見ずぶり、そして妹フェリシティ(某酒屋の店名)の気の強さと聡明さに、さらに突然の錬金術ファンタジー要素に救われる(笑)モンティは自分の蒔いた種で心身ともに傷つくが、パリ、マルセイユ、バロセロナ、ヴェネツィアと巡り最後に得たものは…。 『シナモンとガンパウダー』を彷彿としたが、『シナモン・・』のほうが圧倒的にいいかな。2023/07/20

Yukipitasu

10
読書会のR4LMのために読み始めたんだけど、結局間に合わず1ヶ月以上もかかって読了した。長かった。 ドラマ化もあるみたいで楽しみだ。続編の日本語訳も是非出てほしい… 主人公、結構やらかすけど何か好き。イラッと来ることはまああるけど。後意外とエロは少なかった。こんな主人公なのに。赤と白とロイヤルブルーが凄かっただけか。 フェリシティの声が何故か吹替版ハーマイオニーの越えで再生された。続編では主人公だなんて、是非読みたいよ。 モンティの父親の過去がイマイチよく分からなかったからあの部分もう一度読み返したいな2022/10/19

湯呑

8
18世紀ヨーロッパを舞台にしたLGBT+Qロマンス+冒険譚(YA向けのためロマンス控えめです)。冒頭はイギリス貴族の放蕩息子モンティの言動に乗れなかったのですが、ヴェルサイユ宮殿の一件からの展開にどんどん読み進みました。モンティについて賛否両論ありますが、私は彼の揺るぎない一途さと片思いのもどかしさに、中盤以降黙って見守る側となりました。また作中の情景描写の言葉選びが詩的で美しいと感想。時代に合わせた表現だったのか分かり兼ねますが、空の色や暗闇に浮かぶ影の表現が特に。2023/01/30

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