出版社内容情報
田宮流抜刀術の達人で三味線の名手、矢内栄次郎が闇を裂く!吉川英治賞作家が人気シリーズ!
内容説明
必ず喉を一刀で斬殺!三年で九人。十年後のここ二カ月で三人が…。十年前と全く同じ手口で、幕府の徒目付らが斬られた。奉行所が「闇太郎」と呼んだ殺し屋が再び動きだした?栄次郎は現場で賊と対峙!書き下ろし長編時代小説。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1983年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。87年『絆』で推理作家協会賞、89年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。1947年、東京に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
85
栄次郎江戸暦24作目 2020.10発行。字の大きさは…小。 田宮流抜刀術の達人で三味線の名手・矢内栄次郎が、事件の謎を解く…。 此度は、10年前に姿を消した刺客・闇太郎が、再び江戸の町に現れます。 栄次郎は、殺された中に御徒目付の兄・矢内栄之進の同僚・真島又一郎が居ることから事件に係わって行きますが、どうも10年前の闇太郎でない様な気がします…。 テンポが速く、物語の中へ引き込まれて行きます。 栄次郎の誠実な人柄が、人を安心させる笑顔が事件解決を早めます。2020/11/18
とし
71
栄次郎江戸暦「帰って来た刺客」24巻。栄次郎の兄の同僚が殺害される現場に、10年に姿を消した刺客闇太郎が現れることから事件が進展していくが、二人の闇太郎の過去にまつわる物語でした。 2020/12/01
Tatsuhito Matsuzaki
10
田宮抜刀流の達人 矢内栄次郎が活躍する時代小説シリーズ24作目。 夜道で遭遇した辻斬りの被害者は、兄の朋輩の御徒目付だった。事件を追うと過去の事件が浮び上がり… 最近この偶然出くわしパターンが多いような気もしますが、偶然の出会いが物語の大きな鍵になっているのもこのシリーズの面白いところです。 #傘 #伝蔵 #孫兵衛 #闇太郎 #今日の一冊 2024/03/14
犀門
3
No.012★★★★☆いやぁ、毎度の事ではあるけれど栄次郎さんの推理はお見事。加えて剣の腕も冴え渡り、文句なし。2021/03/01
markin
2
出版されるのが待ち遠しいシリーズです。三味線を以前のようにはまだ弾けていないようです。2021/03/16
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