出版社内容情報
将軍直属17家の「御庭番」宮地家の若き二代目加門。盟友と合力して、江戸に降りかかる闇と闘う!
内容説明
大御所吉宗の容体が急変…寛延が宝暦と改元された。大洪水に苦しむ美濃から公儀に治水堤普請の嘆願書が届いた。木曽川、長良川、揖斐川の三川が河口近くでたびたび洪水を起こしているのだ。嘆願書を読んだ将軍家重は、五人の老中に対処せよと命じた。公儀は薩摩藩に三川治水のための御手伝普請を下命。御庭番の宮地加門と吉川栄次郎は普請現場への隠密探索の旅に…。
著者等紹介
氷月葵[ヒズキアオイ]
東京都生まれ。出版社勤務などを経て、フリーライターとして独立。秋月菜央の筆名で『虐待された子供たち』(二見書房)等、福知怜の筆名で『タイタニック号99の謎』(二見書房)など、歴史、心理、ドキュメント系などの著書を多く執筆する。小説では第四回「北区内田康夫ミステリー文学賞」において「師団坂・六0」筆名・井水怜で大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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