二見レインボー文庫<br> 誰も知らない「死刑」の舞台裏

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二見レインボー文庫
誰も知らない「死刑」の舞台裏

  • 近藤 昭二【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 二見書房(2018/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784576181554
  • NDC分類 326.41
  • Cコード C0195

出版社内容情報

オウム真理教大量処刑で改めて注目が集まる日本の死刑制度。その成り立ちから獄中生活、死刑執行の詳細まで知られざる真実に迫る。

内容説明

2018年7月、オウム真理教の元教祖・幹部13人全員の死刑が執行された―。世界では3分の2以上の国で死刑を廃止・停止しているが、私たち日本人は「人の命を奪う」刑に直接向き合わなければならない。日本では死刑判決はどう行われ、死刑囚はどんな生活をして死刑はどう執行されるのか。秘密録音された死刑告知から執行までの53時間も再録し、日本の死刑制度はどうあるべきかを考える。

目次

序章 謎だらけの「死刑」の真実に迫る(いま、なぜ、死刑が注目されるのか;秘密主義の日本とオープンなアメリカとの落差 ほか)
第1章 見せしめの残酷刑から人道的処刑へ(死刑の歴史は「おぞましい残酷刑」の歴史;絞首刑以外の現行の処刑法は? ほか)
第2章 日本の「死刑」も時代とともに変貌(文明開化につれて斬首刑から絞首刑へ;死刑に該当する罪種もこんなに変わった ほか)
第3章 「最期の日」までの死刑囚の日々(厚い壁に閉ざされた死刑囚の獄中生活;死刑か無期かに揺れる被告たち ほか)
第4章 死刑制度の危険な落とし穴(捏造された証拠ゆえに死刑判決を受けた男;無実の男に死刑判決を下した「自白調書」の恐怖 ほか)

著者等紹介

近藤昭二[コンドウショウジ]
1941年、名古屋市生まれ。ジャーナリスト、シナリオライター、NPO法人731部隊・細菌戦資料センター共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みこ

12
日本と世界の死刑の歴史と現状から死刑宣告された死刑囚の様子までまさに死刑囚の舞台裏が余すことなく書かれている。最終章の冤罪の可能性などについての現状への問題提起は表面上だけ読み流してしまうと一見して著者が死刑反対に誘導しているように読めてしまうが、情報開示の重要性を問う最後の一文を読む限りかなり公平に書かれていると思う。恐らく読んだ人がそれぞれに異なる感想を持つであろう。私は死刑に限らず刑罰全般に関しては因果応報、犯した悪事に見合う罰を受けるべきだと思うので、死刑存続賛成です。2019/03/18

ふたば

6
古来、死刑は見せしめであり、権力を示すものであり、娯楽でもあった。古代から中世に至るまで、どう脳みそを使ったら、そこまで残酷なことを思いつけるかな、と思うしかないような刑罰が目白押しだ。全く知らなかったというわけではないが、改めてその凄まじさに、ぞっとしてしまった。世界的に、死刑は廃止の方向に流れは出来ている。ヨーロッパではほとんどの国が廃止ないしは、事実上の廃止としている。しかし、東アジアでは、死刑は当面廃止にならないだろう。宗教的、道徳的に犯罪に対して強い態度で臨む傾向が高いのだろうか。2018/10/20

みじんこ

3
日本と世界の死刑の歴史から死刑囚の生活と制限、執行までの流れなど、死刑制度について考えるための幅広い情報がまとまっている。確かに自白強要や証拠捏造のような問題はあると思うが、紹介事例が昭和のやや古い時代の話も目立つため、足利事件のような場合もあるとしても一概にこうした不正な方法で不当な死刑判決が行われているとも言えないのではないか。ただ、永山基準などがある一方で、裁判官の個人的考え方等で死刑と無期という大きな違いが出る可能性については十分考えられ、そもそも疑わしきは罰せずの原則は改めて再確認すべきである。2021/04/07

CHRONO

2
死刑反対派の著者による死刑の解説本。冤罪の怖さを中心に話が展開されるが、取り調べの可視化と警察検察の持ちえた全証拠の提出があれば、冤罪の確率は、ほぼないものと出来るのではないだろうか。死刑廃止後の各国の犯罪率についても変わらないと触れていたが、死刑廃止国における逮捕時の射殺の増加と、それにより事件の真相が分からなくなることについては触れられていない。また、犯罪者の取り扱いばかりで、被害者の権利や感情についてはほとんど触れられていない。2019/05/14

1
死刑を語る本は存置でも廃止でもどこか対立煽り的に書かれていることが多い中で、この本は淡々と死刑という制度について語っているのが良いですね。しかしながら戦後の混乱期やら、司法機関や警察やらの不可解な点やらがこの話を語る上で重要でありながら、やっぱり見えない部分であるのがややこしくしているわけで。まあそこがあるから結局対立煽りなのかと言いたくなるような低次元な本が多いわけなんですがね。だからこそ、こうした淡々と事実の列挙をしている本が増えてくれないかなと思うばかりである。2019/06/19

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