出版社内容情報
四歳のエリザベスの目の前で父が母を殺し、彼女はショックで記憶をなくすが、二十数年後、母への愛を語る父を見て疑念を持ち始め……
内容説明
4歳のとき、目の前で父親が母親を殺害したのを目撃したエリザベスはすべての記憶を失い、生まれた町を離れた。23年後、仕事で町に戻ったとき大地震に遭遇し、複雑な気持ちを抱えたまま彼女はずっと会っていなかった父を訪ねる。だが病気のせいで記憶が混乱しつつも母への変わらない愛を語る父を見て、疑念がわきはじめた。本当に父は母を殺したの?愛し合いながら別れた元夫のFBI捜査官ギャリックとともに調査を開始するが、意外な町の秘密が徐々に明らかに…
著者等紹介
ドット,クリスティーナ[ドット,クリスティーナ] [Dodd,Christina]
大学卒業後、エンジニアリング会社で設計に携わる。娘が生まれたあとに小説を書きはじめ、出版されるまでに10年かかったが、1991年にRITA賞とゴールデンハート賞(RITA賞の新人部門)を同時受賞。1997年にはライブラリージャーナル誌のロマンス小説トップ5に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
21
章が小刻みで場面がコロコロ変わり登場人物も多い。あ~、失敗したかなぁと思いながらも、読み進めて行く。登場人物を最初の紹介欄に戻り確認しながら読んで行くと、いろいろ繋がってきて、過去の事件、現在の事件が絡み合って、止められない止まらない、気が付くとすっかり夢中になってた。ロマンスは少なかったけど、サスペンスとしては大満足(^_^)v2020/07/27
イヴ@乗馬に夢中
20
面白かった。ほとんどサスペンスメインだが、非日常の震災を描いておりよく出来ている。過去の事件、現在の事件、度重なる大地震とのつがなり。場面転換がわかりやすく読みやすい。 1)チャールズとミスティの間に起こった悲劇。 2)ロマンスエリザベスと元夫ギャリックとの再会。お互いが問題を抱えながらも歩み寄る3)ラストへの付線の数々。 まあようできてるわ。推理してたけど(ずっとデニスだと)ハズレたし。感動もできたし満足感あり。 kindleにて購入。通勤時間にちょこちょこ読んでいたが犯人が分からず楽しかった。 2018/10/09
たまきら
20
ぶ、分厚い!4歳の時に父に母を殺された記憶を封印しているゴージャス美女(地質科学者、かなりいろいろ人とずれてる)が巨大な地震に遭遇し、命も狙われる危機に。彼女に未練タラタラの元夫がさっそうと登場し…。とにかく山のように登場人物が出てきてクラクラ。しかも、本編と関係ないエピソード(次巻への伏線か?)満載。なのに保安官や「愛している」を言えない看護師の夫や、それで二人は今後どうするんだ?などに答えは出ず、なんだかとっちらかった終わりでちょっとがっかり。また地震ネタは…自分にはまだきつかったかなあ。2017/12/18
じょじょ
6
かなりの分厚さに期待が高まったけれど 読み終わってみるといらない部分が多すぎるんじゃない?って感じ。2022/05/17
mum0031
4
地質学者のエリザベスと、元夫でFBIのギャリック。 4歳の時、父親が母親を殺した現場を目撃したエリザベスは、記憶を失った。 23年後、故郷に戻った事で新たな事件が起こる。 長丁場の割には内容が‥! 2019/05/29