内容説明
ハルキストも、そうでない人も、目からウロコの“最新”春樹論!ナゾの作家に迫る18章。
目次
なぜ村上春樹の本は、好きでもないのについ買ってしまうのか?
なぜ『1Q84』には黒髪ロングヘア・スレンダー巨乳美少女が登場するのか?
村上春樹はアルマーニの服を実際に着たことがあるのか?
なぜオジサンは村上春樹を読んで「自分語り」をするのか?
なぜ龍はブレまくって、春樹はブレないのか?
なぜ春樹は早起きをして走るのか?
なぜ『ノルウェイの森』はバブル時代を象徴する小説となったのか?
なぜ春樹は授賞式でTシャツを着るのか?
なぜ春樹は「走ることについて語るとき」力むのか?
なぜ春樹は他人のトラウマを借りなくてはならなかったのか?
なぜ村上文学はノーベル賞を取りにくいのか?
春樹はこの先『ねじまき鳥クロニクル』以上の「悪」を描くことができるか?
なぜ春樹は日本文学界で独り勝ちとなったのか?
二〇一三年は父への「巡礼の年」だったのか?
なぜ多崎つくるは色彩を持たないのか?
なぜ春樹の父親は高校教師になったのか?
村上春樹はドストエフスキーになれるか?
なぜ春樹はノーベル賞を取ってはいけないのか?
著者等紹介
助川幸逸郎[スケガワコウイチロウ]
1967年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。横浜市立大学ほかで講師をつとめる。授業や講演では、専門の日本文学だけでなく、映画史やファッション史、アイドル論など、幅広いテーマを扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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