出版社内容情報
サイコキラーに殺されかけた過去を持つイーヴリン。同僚の女性が2人も殺害されるが、その手口はイーヴリン自身の事件と酷似し…
内容説明
16歳のときエヴリンは、恋人ジャスパーが友人たちを殺してセクシーなポーズをとらせているのを目撃し、危うく自分も殺されかけた。20年後、精神科医となり、小さな町の医療刑務所で精神病質者の研究を始めるが、ある朝、同僚が殺され頭だけが見つかる。夜には別の同僚の切断された腕が発見され、彼女が誰とでも寝ていたことも知る。関係を持った女性を次々と殺すあのジャスパーが再び私を?身を守るため、地元警察のアマロックの家に泊めてもらううちふたりの距離は縮まるが、町を震撼させる事件が…。
著者等紹介
ノヴァク,ブレンダ[ノヴァク,ブレンダ] [Novak,Brenda]
ユタ州生まれ。父親は開拓局に30年勤めたあと退職し、一家はその後アリゾナ州に引っ越した。二十歳で結婚するためブリガムヤング大学を中退。不動産関係の仕事をしながら5人の子供の母親となった。これまでの著作は50冊以上、売り上げは400万部以上にのぼる。RITA賞ノミネート4度、ナショナル・リーダーズ・チョイス賞およびブックセラーズ・ベスト賞受賞など輝かしい実績を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
29
お借りした本。過去に辛い経験をもつ訳ありヒロインとアラスカ警察巡査部長の年下ヒーロー。殺人事件とかえらいてんやわんやなことになってるのに、若干そっちのけな勢いでエヴリンに夢中なアマロック。サイコパスがいるかもしれないんだよ!?いいのか、コレ!って突っ込んでしまった。しかもいざってときにヒーロー不在だし、あんなにメロメロなのにあなた何してんのよ(笑)何だかんだエヴリンの頑張りのおかげのような。事件の根っこは解決しきれてないし、まだいろいろ起こりそうな予感。2017/07/28
eko
25
エヴリン当時16歳の恋人ジャスパーはシリアルキラー乱暴され瀕死の重傷を負い20年経っても傷は癒えぬまま犯人今以て逃亡中。辛さをバネに精神医学博士となり全米中の極悪サイコパスを集めた刑務所をアラスカに作り研究してしまうという執念の人となる。そこで出会うのが年下ヒーロー巡査のアマロック。お互い惹かれ合うもエヴリンが過去を乗り越えられず別れたという設定。そんな中ある事件が。極寒のアラスカケータイ電波なし捜査員少ないなど悪条件の中ハラハラしながら読む。アマロック誠実で良い♡エヴリン歳の差気にし過ぎ。次作も期待!2017/05/31
たまきら
24
あまり表紙デザインにこだわらない自分ですが、はっきり言ってこの小説ぐらいミスマッチな表紙は初めて。ていうか、出版社さん戦略ミスではないだろうか。サイコパスBFに友人3人を殺され自分も死にかけた女性が、アラスカ僻地に快楽殺人者(サイコパスの定義が少々不明瞭)専門の収容施設&研究所を設立・・・と内容はえらくグロなんですよ。サイコパスの設定は非常に良く出来てますが、施設とか現実味がなくてちょっと引きました。ただ、犯罪者の描写はなかなかでしたよ。2017/09/15
kei@名古屋
24
80年代2時間ドラマを思い出してしまいました。事件が起きてるさなかのにヒーローはヒロインに夢中って、しかも年上でワケあり女性。どこの主婦向けサスペンスだよっ!という突込みをしつつも、この舞台設定はアメリカならでは。アラスカ州にあるサイコパス犯罪者の収容施設、これだけで何か起きそうな予感がする。主人公の女性はティーンエイジャーの時にサイコパスに殺されかかり九死に一生を得て生き延びる。その当時の犯人は未だ逃走中。彼女はサイコパスの治療をという名目なのか?サイコパスへの復讐なのか?この施設の責任者として働き始め2017/07/14
すもも
17
★★★★☆ HER DARKEST NIGHTMARE 2016年作品 数々の謎の解決は続編に残されてしまいました。ジャスパーに関してアレヤコレヤの疑問がありますが、全てネタバレになってしまう。続編では今回のヒーローヒロインに幸せになっていてほしいな。面白く読み終えました。2017/07/11
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