出版社内容情報
一万八千石の大名家を出て、裏長屋で揉め事相談人をしている若月丹波守清胤と爺。剣の腕と気品で謎を解く。大人気シリーズ第19弾!
内容説明
故あって一万八千石の大名家を出奔した若月丹波守清胤は、傳役の爺、髯の大門甚兵衛と八丁堀の裏長屋で「剣客相談人」として糧を得ている。墨堤で長屋の住人らと花見に行こうとしていた三人は、南町奉行所から呼び出された。隠密同心を束ねる凄腕の与力と部下の同心が相次いで喉をすっぱり斬られた姿で殺されたという。そした、奉行所から相談人に下手人探索が託された。
著者等紹介
森詠[モリエイ]
栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
103
剣客相談人「暗闇剣 白鷺」19巻。おやおや奉行所からも相談人に依頼がちょっと驚いておりますが、面白く読み終えました。2017/05/17
Totchang
11
「白い鳥は投げ餌である」との中馬死に際の一言が、文史朗を救い暗殺剣秘剣白鷺の敗れる一因となった。今回はテロリストを動かす長州藩に対抗すべく、なんと奉行所からの依頼で動いた剣客相談人であった。2021/06/02
カラヤ3
1
暗殺剣の使い手が人の心をとりもどし、攫われた人質を助けそして果し合いで死んでいく姿に哀れさを感じた。2022/06/04
いえのぶ
1
元大名家の若様が剣客相談人として町奉行所の探索を助ける。登場人物が多く行動も一緒でもう少し複線のストーリーにした方が面白くなりそう。2017/07/27
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