出版社内容情報
模造アンティークを扱っていたラヴィニアの前に突然現れた一人の探偵。彼に連れられてロンドンに向かうが──
内容説明
ローマをある事情で離れて、ロンドンで探偵業を始めたラヴィニアの元に、脅迫状が届く。ローマでの事件の関係者だと疑われたくなければ金を払えというのだ。彼女は証拠だという犯罪組織幹部の従者の日記を盗もうとしてある屋敷に。だが、彼女が見つけたのは、脅迫者の死体だった。そこにローマで因縁のあった探偵トビアスも現れる。実は目的が一緒だと知った二人は、手を組むことにする。最初こそもめてばかりだったが、捜査が進むうちに二人は互いに惹かれあっていき、そして事件も解決したと思われたのだが…。
著者等紹介
クイック,アマンダ[クイック,アマンダ] [Quick,Amanda]
いくつかのペンネームを使い分けつつ、そのどれもがベストセラーとなる超人気作家、ジェイン・アン・クレンツ。カリフォルニア大学で図書館学の修士号を取得、司書を勤めた後、作家に転身。さまざまなペンネームで、数多くのヒット作を生み、不動の地位を築いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うにすけ
10
図書館本。なんだろう若干目が滑ってしまった、汗。ロマンスは薄めだけど、サスペンス部分が面白いからちょうどいいかも。というか、ロマンス部分、ここぞというとこで邪魔が入るのが面白かった。他の作家さんでフランス革命でマダムタッソーが云々を読んでたので、ほほう!となりました。続巻が楽しみ。2017/06/10
まみ子
10
はじめの二人の出会いから引き込まれました。サスペンスが強く、ロマンス割合は少ないですが、ヒロインが転んでもただでは起きない強気な性格で、事あるごとにヒーローに突っかって面白かったです。3部作とのことですが、義弟と姪の可愛らしい恋も気になるし、主役二人の侃々諤々な議論も楽しみですね。2017/05/04
harutamano
8
割れ鍋に閉じ蓋ならぬ割れ鍋vs割れ鍋でにぎやかしいことこの上ない。ケンカップルは好きだけど似たもの同士すぎないか。事件の黒幕はそうだと思ったヨ〜。三部作とのことですが翻訳は続くのかはたして。2023/10/24
みるて
2
図書館の本 読了 〈レイク&マーチ〉シリーズ 第1弾2019/10/02
はっつん
2
サスペンス8割、ロマンス2割って感じ。タイトルに騙されてはダメです。愛をささやいてないし。3部作の1作目ということで、ロマンスは次回に期待かな。でも、アマンダクィックらしい作品。いつも薄味ロマンスだけど、今回は超薄めです。2017/04/08
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