出版社内容情報
王女アリアドネは夫探しを諦め、恋愛を楽しもうと決める。幼なじみのルパートが偽の恋人になるが…〈プリンセスシリーズ〉最終話!
内容説明
今はなき小国の王女アリアドネは、25歳になるのを前に心を決めた。これまで夫にふさわしい人は現れなかったから、結婚は諦めよう。でも身を焦がす恋はしてみたいし、好奇心もある。たとえ自分の評判に傷がついても恋愛を楽しもうと決心し、求婚者の一人とキスしているところに思わぬ邪魔が入った。親友の兄でローズウォルドの皇太子ルパート!ルパートは彼女の無謀さをたしなめるように強引にキスをしたあと、自分が仮の恋人になって彼女の好奇心を満たそうと言いだすが…
著者等紹介
ウォレン,トレイシー・アン[ウォレン,トレイシーアン] [Warren,Tracy Anne]
オハイオ州出身。オハイオ大学では歴史を専攻した。長年金融業界で働いたのち、夢だったロマンス小説家に転身。歴史に関する豊富な知識を活かして書き上げた処女作『あやまちは愛』(二見書房)で、RITA賞最優秀新人賞を受賞する。ゴールデン・クイール賞、ナショナルリーダーズチョイス賞など多数の受賞歴があり、本書は2013年、ロマンティックタイムズ誌のラブ&ラフター賞にノミネートされた。現在は、メリーランド州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
26
このシリーズ3作の中で、これが一番好き(^з^)-☆ HOTシーンも一番多かった。この3人のプリンセスの友情も良かったなあ。そして私も、ルパートの授業を受けたい(笑)2017/06/08
たまきら
22
最終話を読んでしまった。自国を失い、名ばかりの王女としてイギリスで生きる女性(といっても、プロレタリアート作家が憤死しそうなぐらいのんびりした描写ですけど)と、彼女のケンカ相手の皇太子が始めた情事が、徐々に深みにはまっていくロマンスです。軽く読めるお話ですが、もう少し苦悩とかさあ…ブチュブチュ…。2019/08/11
Miyuki_fsog
17
プリンセスシリーズ読了? シリーズ1作目から 非難しあっていたルパートとアリアドネ…その非難の仕方から『これは何かあるぞ☝』と予感が…そして3作目にしてH/Hとして登場…嬉しい限りでした? シリーズ通して、3組のH/Hが 沢山登場して楽しいストーリーでした❗身分差に友情にと ウルウルもさせて頂きました( ノД`)…2018/09/18
☆ひとこぶラクダちゃん☆
4
プリンセスシリーズ3作目最終話です。 戦争で祖国と家族を失ったノーデンブルクの王女アリアドネとローズウォルドの摂政皇太子ルパートの恋のお話。 結婚を諦め、恋人探しをしようと決めた突拍子もない王女。その行動を止めるため恋人になるルパートですが…。 犬猿の仲だった二人の間に芽生える愛が素敵な作品です。2022/03/28
romance_holic
4
親友同士の王女さまたちがかわるがわるヒロインを務めるこの3部作も最終話。あんな人大嫌い!!! なのに、なぜか彼(または彼女)から目を離せないという不思議(笑)。このカップル、結婚後もしょっちゅう喧嘩→仲直りというパターンになりそう~。ヒロインに捨てられて使用人に当たり散らしていたヒーロー。ヒロインを自国に連れて帰って王様は幸せいっぱいになったでしょうから、使用人たちから感謝されただろうなぁ。おとぎ話テイストを押し出した王道ロマンスという印象なので、プリンセスロマンスをお探しの方にはオススメ♪2017/01/14