出版社内容情報
将軍・吉宗に伴われ江戸に入った薬込役・宮地家の二代目加門。十八歳の若きヒーロー! 新シリーズ第2弾
内容説明
八代将軍吉宗は紀州から江戸城に入るに際し、信頼に足る薬込役十七家を伴い、情報収集の「御庭番」として重用した。十七家の一つ「宮地家」二代目加門は十八歳から見習いとして出仕。折しも加門は、吉宗の後継家重の小姓で幼馴染みの田沼意次から、家重の命を伝えられた。将軍の政に異を唱える尾張藩主・徳川宗春の著書『温知政要』を入手・精査せよというのである。
著者等紹介
氷月葵[ヒズキアオイ]
東京都生まれ。出版社勤務などを経て、フリーライターとして独立。秋月菜央の筆名で『虐待された子供たち』(二見書房)、『Relax in Blue』(経済界)等、福知怜の筆名で『タイタニック号99の謎』(二見書房)など、歴史、心理、ドキュメント系などの著書を多く執筆する。小説では第四回「北区内田康夫ミステリー文学賞」において「師団坂・六0」筆名・井水怜で大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひ ろ
14
★★★☆☆2022/01/22
かずくん
4
一巻一巻が起承転結 2019/11/16
ウォーカージョン
3
どうしようか、続きを読もうか。迷う。田沼政治の原点は宗春ということか。2020/09/30
ひさか
3
2016年10月二見時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ2作目。チャンバラなんかもあるが、明るい御庭番ストーリーだ。楽しめる。2017/09/14
あき
1
ゆるーい御庭番もの。次期将軍の座を狙う権謀術数と絡んで命を狙われたりもするんだけど、狙ってる方もゆるいんであまり切羽詰まらない。忍者ものというより御庭番のお仕事小説&成長ものって感じ。なんかこのゆるさが妙にハマる。2020/04/08
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