出版社内容情報
田宮流抜刀術の達人で三味線の名手、矢内栄次郎を襲う権力の魔手!吉川英治賞作家が人生と野望の深淵を鋭く描く!
内容説明
平穏な江戸に忍び寄る凶々しい殺気の闇が犯しはじめた!軽格ながら直参三人の斬死体が発見された。怨みか?内輪揉めによる立ち合いの果ての悲劇なのか?
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1983年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。87年『絆』で推理作家協会賞、89年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。1947年、東京に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
97
栄次郎江戸暦[闇仕合(上)]16巻。不可解な連続斬死事件に巻き込まれた矢内栄次郎さん、やがて賭け試合で負けた者の死体と判るが、やがて事件を解決するため賭け試合に出勝利し首謀者を追い詰めることができたが、敗れた赤木鬼造の謎の言葉が下巻へと続く、次巻待ちです。2016/11/11
ひさか
13
2016年10月二見時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ16作目。兄の手伝いで、連続斬死事件に関わる栄次郎。あらためて栄次郎の強さを実感できる話でした。行きあたりばったり感のある探索は、謎に翻弄される栄次郎達の思いがよくわかり、現実感があります。謎は続き、次巻が待ち遠しいです。2021/06/09
あねさ~act3 今年1年間は積読本を無くす努力をしたいなぁ。←多分無理🤣
6
最初っから読みやすくスルスル行きます。 半分を越えた辺りで何となく先が読めてしまった気がして…………失速…………。 結局予想の範囲内だったので途中下車。 気が向いたら下巻も読むかも?今は良いや…………😅 2022/03/13
あかんべ
5
まだまだ一波乱も二波乱もありそう。2016/12/08
goodchoice
3
栄次郎の謎解きがゆっくり進んでいくところはいいけど、まだ続きがあるので、すべてが終わってから。2016/11/17