出版社内容情報
ナムコ・ナンジャタウン恒例だった怖い話コンテストに全国から寄せられた膨大な数の霊体験談から、50のとびきり怖い話を厳選収録。
内容説明
2004年の夏、東京・池袋の屋内型テーマパーク「ナムコ・ナンジャタウン」で恒例の「あなたの隣の怖い話コンテスト」が開催され、日本全国から膨大な数の霊体験恐怖実話が寄せられた。本書は、そのなかから入賞作品をはじめ、50のとびきり怖い話を厳選収録したものである。
目次
第1章 身の毛もよだつ戦慄の実話(午前三時二十分の恐怖メール;夜中のトイレは命取り ほか)
第2章 怨霊の潜む歪んだ空間(このアパートが産婦人科だったころ…;もし、ドアを開けてしまったら… ほか)
第3章 血も凍る死者からのメッセージ(霧の夜に潜む冥界;ひとりで死ぬのが怖くて… ほか)
第4章 冥界につながるミステリー・スポット(廃墟に残る恐怖のカルテ;夕暮れの校舎にたたずむ少女 ほか)
第5章 闇にうごめく霊魂の恐怖(不吉な風景画;「怪談大会」の夜に ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山崎にう
3
購入。ナムコ・ナンジャタウンで募集された「あなたの隣の怖い話コンテスト」に寄せられた恐怖譚の中から50編を選んで編集したもの。正直、惹句の〝怖すぎて読めない〟は大げさ。話の展開など作り話っぽいなあ、と思うところも多い。どこかで聞いたことがあるなあ、という印象の話ばかりだが、「あなたの隣」にあるならば、どこかで聞いたことがあるのも当たり前か。これなら毎夏読んでる「ほぼ日の怪談」に採用される話の方がまだ目新しいかも。まあ暇つぶしで読むには悪くない本でした。2022/09/17
刹那
3
★★★☆☆こっわ!!!2017/01/05
ヌーン
2
たまたま目に止まって借りたのですが、語りかけるような文体が、逆に作り話っぽいというか、まあそれは時代もあるでしょうし、対象にもよるのでしょうけど、わたしの好みではないというか、なんか気持ちが削がれてしまい、あまり楽しめませんでした2023/07/02
ともみん
2
また、この手の本を読んでしまいました。「この話を聞いた人は・・・・」とゆうのやめて、慣れてきたけど。「のぞきめ」とゆう本の冒頭にこうゆう本を好んで読む人は、呪われるかもとゆう気持ちを常に持っていて欲しい。みたいな前置きが書いてあって閉じちゃったけど、映画化されてるし。今まで読んだこの手の本の中では読みやすく、ちゃんとオチがあるとゆう印象。2016/09/21