出版社内容情報
ナムコ・ナンジャタウン恒例だった怖い話コンテストに全国から寄せられた膨大な数の霊体験談から、48のとびきり怖い話を厳選収録。
内容説明
毎晩街灯の下に佇む母子の目的は?…「この子にあげてください、その目」。教室で始まった怪談話に次々人が加わり…「とっておきの怖い話」。いるなら出ておいでと言ってしまったばかりに…「墓地での肝試し」。ナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)で、かつて恒例だった「怖い話コンテスト」。そこに全国から寄せられた膨大な数の霊体験談から、とびきり怖い48話を厳選収録。
目次
第1章 きわめつきの超怖い話(ガチャガチャ…ズルズル…;呪われた交差点 ほか)
第2章 怨霊がひそむ歪んだ空間(世にも恐ろしい「遊戯」;ぬいぐるみを抱いた女 ほか)
第3章 心に染み入る怖い話(「私が建てた家に住むな!」;午後三時になると… ほか)
第4章 恐怖へ誘う魔のスポット(もう、ここには住めない;女子トイレ床下の棺桶 ほか)
第5章 世にも不思議な怖い話(「じゃあ…、また来るね」;連れ帰ってしまった霊 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
131
あなたの隣の怖い話コンテストの優秀作品集という事で完全に素人っぽい怪談語りで変な計算は一切なくて安心して読めますね。処で肝試しというテーマがよく出て来ますが、私も小学校で一度だけ経験がありますが幸か不幸か何も霊的な現象には遭遇しませんでしたね。女と両目のない子供の霊が目玉をくれよーと迫る話。女生徒二人と合宿帰りの数人のバレー部員が怪談話をしていると首吊り女の霊が現れギャーッと叫んだ二人が家に逃げ帰るとTVで昼間バレー部バス転落事故により全員死亡の事実を知る話。戦時中に遺体置き場だった校庭から出た髑髏の話。2020/03/22
瑪瑙(サードニックス)
28
子供の頃から怖い話は好きでよく読んでいました。それも実体験のものが好きです。この本も一般の人が体験した怖い霊体験が書かれてありました。ありうる事だなと思うものもあれば、そんな事をするから怖い目に遭うんだよと思うものまで様々でした。でも、それほど怖いとは思いませんでした。霊も、元々は人間。生きている人間の方が何をするかわからない恐ろしい時代ですから、霊よりもそちらの方が怖いです。いつ、刃物でグサッと刺されないか?というように。今の世の中おかしいですよね。何の関係もない人がいきなり襲われるのですから。2018/08/03
タカシール
20
一般の人が体験した怪異を集めた怪談集。怪異は不条理。いつ、どこからくるかわからない。ゾクっとしたのもいくつかあった。シリーズ化されているのでまた読んでみたい。2017/08/10
刹那
6
★★★☆☆投稿作品だからか文章が稚拙で怖くない……文章力って大事なんだなぁ。2017/01/02
CD
3
誰かに話したくなるような話はなかったと思う・・・。ただ、仏様に囲まれて、明日死ぬのは、あなたですか?と問いかけられる話は、美しくて好き2023/04/26