出版社内容情報
勘当されたセバスチャンは、偽名で故国に帰り、マーガレットと偽装結婚することになる。だが欲望は、やがて本当の愛へと変わり…
内容説明
マーガレットは元後見人の命が狙われていると知り、その勘当された息子セバスチャンに助けを求めるため、評判の探偵レイヴンに行方を捜してもらおうと考える。廃墟にこもるレイヴンは危険な雰囲気を漂わせたセクシーな男で、マーガレットはひと目で引きつけられるが、次の瞬間気づいた―彼こそがセバスチャンだと。元後見人を救うため、ふたりは別名で偽装結婚をして故国に戻り、同じ部屋で宿泊することにする。そんなある夜、セバスチャンは“報酬”としてベッドをともにすることを求めるが…
著者等紹介
リンジー,ジョアンナ[リンジー,ジョアンナ] [Lindsey,Johanna]
1977年に書いた“Captive Bride”が大ベストセラーとなり、その後出版した著作49冊はすべて“ニユーヨーク・タイムズ”紙のベストセラーリスト入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
32
この作家さんのぶっ飛んだ設定が結構好きなんですが、今回はちょっときつかった…。親友を決闘で殺してしまった男性が国から逃れ、世捨て人のように生きて11年!彼を探しに来たお嬢さんがいなかったら、この家族は不幸なままだったわけで…。最後ドタバタ色々な謎が解決するのは良かったけれど、もう少し悪役がしっかり罰されたらよかったのにな。2022/02/28
Nami
6
複雑なお話しですね〜...ヒーローとヒロインは最終的には幸せになったけど、それまでは不幸な人生だったし、あと他の人は...( ´д`ll) ヒーローとヒロインが幸せになったから皆も幸せになったで よしとしなきゃいけないのか...( ´∵`) でもストーリーは面白く、先が気になり一気に読んでしまった。最後の結末も、予想もしてなかった展開で、エッΣ(゚ω゚ノ)ノそうだったの⁉︎って感じだし。でも1番の黒幕は逃げて終わり⁇で、ちょっとスッキリしないけど、面白かった♪( ´▽`)2016/08/22
ばんび
2
予想外の展開でした。複雑。2017/04/05
kokorika
1
決闘で親友を殺し、父親にも見放され故郷を捨てざる負えなかったセバスチャン。最後は仕組まれた罠で犯人もわかるが、彼の失った11年は戻らないと思うとむなしい。マーガレットと新しい人生を歩めるようになった姿が見れてよかった。2017/11/25
Mei♪
0
ミステリーも絡んでて、まずまず面白かったけど、どんでん返しの繰り返しで、誰が悪いのか、とても分かりにくく、後味が悪かった。あとは、主人公達の魅力が伝わりにくくて、ヒロインに感情移入出来なくて、サラッと読み終わった感じです。2016/11/24