内容説明
美人で気のきく看板娘・お麻が働く料理屋「子の竹」は、日本橋の横丁にあって今日も大入りだ。騒動は両替商・上総屋の主人が殺されて始まった。緋色のしごきで絞め殺されたのだ。疑われた内儀のお浦は沙汰の前に死んだ。迷宮入りと思われた矢先、神田堀に浮かんだ女の死骸にも緋色のしごきが!お浦の無念を晴らすべく、お麻は推理を巡らせて…。
著者等紹介
高城実枝子[タカギミエコ]
時代小説の名手・半村良氏の薫陶を得、小説執筆を勧められて以来、研鑽を重ね、満を持してのデビューを飾った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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