出版社内容情報
貴族の娘ジェーン・ボンドの正体は007も顔負けの女スパイ。国家転覆の陰謀を阻止すべく、婚約者と…?傑作ヒストリカル・ロマンス
内容説明
1816年ロンドン。社交界の誰もが振り向く美貌の令嬢ジェーン・ボンドに、公爵の息子ドミニクとの婚約話が持ち上がった。結婚など興味のないふたりだったが、出逢った瞬間なぜか惹かれあい、その日のうちに情熱的なキスを交わす。だがある夜、晩餐会を抜け出したジェーンを追ったドミニクは彼女の秘密を知ってしまう。ジェーンには外務省の諜報員というもう一つの顔があったのだ。ふたりは犯罪組織の首領の隠れ家に乗り込むが、反撃に遭い彼女が重傷を負うことに。秘密を知ってしまったドミニクとの関係は…!?
著者等紹介
ガレン,シャーナ[ガレン,シャーナ] [Galen,Shana]
ミシガン州出身のヒストリカル・ロマンス作家。テンポの速いリージェンシー・ロマンスには定評がある。テキサス州で11年間中学・高校の教師を務めるかたわら2004年にデビューし、新人作家に贈られるゴールデン・ハート賞やRITA賞の長編ヒストリカル部門でファイナリストになるなど注目を集め、現在はフルタイムで作家活動を行っている。シェイン・ボルクス名義でコンテンポラリー小説も執筆、夫と娘とともにテキサス州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ち~
35
外務省の娘ジェーンと、侯爵夫人の婚外子のドミニクは家の取り決めで結婚することに…実はジェーンは外務省の凄腕の諜報員。凄腕アピールが凄い割に、敵に本名名乗っておいて、正体がバレたら…と心配するとか、なにかと???な場面が多いので、お国の一大事云々は置いといて…一方、少年時代の辛い経験から人を愛せないドミニク。ジェーンに辛辣な言葉を投げつけ、怖い思いもさせるが、あの過去では仕方ないかと…ジェーンを愛そうと足掻くのが切ない。そんな2人の初めてはなんともハラハラドキドキ。ドミニク、ラストのプロポーズも頑張った!2019/06/29
アネム
7
★★★★★ヒストリカルで、女諜報員って初めて読みました。強い女性は好き!2018/01/30
優
2
長かったけど、なかなかよかった。2022/06/23
ばんび
2
諜報員のお話でした。ドレスで壁を降りれるものなの??2017/05/16
まめもち
1
諜報員ジェーン×ドミニク。お互いの家族が結託して結婚させようとするがスパイを続けたいヒロインと幼児期の性的虐待が原因でsexできないヒーロー(童貞)。ヒロインの仕事現場に出くわしたことで興味をもつ→お互い惹かれ合う展開がベタな気もするが武闘派なヒロインと淡々と意見するヒーローの対比が面白い。やり取りが感情的になりすぎないから読んでて疲れなかった。ヒロインが追い続けてる悪党との対決現場にい合わすけど戦うのは常にヒロインでヒーローは傍観者というのが面白かった。2017/07/03